それ、ズレてます。

タイトルは、

遠藤憲一さんの

「それ、違法です」

の言い方でお願いします(笑)

 

先日、
VC(ベンチャーキャピタル)からの資金調達方法を
学びにいったのですが…、

 

「ある相談者から、事業計画をつくってくださいと頼まれました。
その方は、ビットコイン交換業です。
じゃあ、時間を20分取りますんで、想像してつくってみてください」

 

突然のこのお題。

ビットコイン交換業について、何の知識もない人たちに
何をつくれと???

 

目の前に相談者がいるのであれば、
その相談者からヒアリングしてつくることはできますが、
相談者もいない、何もない状態から、想像してつくるっていうのは、
無理があります。

 

一般的なビジネスであれば、まだつくりようがありますが、
まだまだ未知の世界であるビットコイン交換業です。

 

案の定、
その会場の誰ひとりとして、
手が動かない…。

 

それを見た講師は、

「こういった話に興味がないみたいですね」

と、とんちんかんなことを…。

 

誰でもそうだと思いますが、
”経験したことがないものは、想像すら難しい”のです。

 

その講師は、
ビットコインに興味があるらしく、
ビットコインについて話したくて話したく、
仕方がない、そんな感じでした。

 

だから、
お題も、まだまだ未知の世界である
ビットコインにしたのだと思いますが、
自分が話したいことを話すのではなく、

”相手が聞きたい話を話す”

のが講師の役割なんですよね。

 

そこにいた多くの人たちは、
ビットコインの話が聞きたいのではなくて、
VC(ベンチャーキャピタル)からの資金調達方法が聞きたいのです。

 

そのためには、

事業計画をどう書くべきか?
書くときの注意点は?
これは必須の項目!

そういった話を聞きたかったのです。

 

”相手が何を望んでいるのか?”

これを履き違えると、
まったく意味のない話を延々として、
結果として評判を落とすことになります。

 

くれぐれも、

自分が話したいことを話す、
自分がやりたいことをやる、

といった勘違いはやめましょう。

 

これが許されるのは、
アーティストやアイドルなどの、
何をやっても応援される有名人だけなのです…。

 

 

 

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