ある鉄道会社の新入社員が、
遺失物窓口に届けられたＰＡＳＭＯを勝手に持ち出し、
７，０００円を不正使用。
解雇されるというニュースがありました。
氷山の一角…、
たまたま見つかっただけ、
なんて話もあるようですが、
どうなんでしょうか？？？
この新入社員も、
４月の入社時には
夢も希望もあったことでしょう…、
それが、
たった数ヶ月で解雇。
もちろん
本人のモラルの問題なのですが、
”それを許してしまう職場環境”
にも問題があることを忘れてはいけません。
「きっと不正はしないだろう」
性善説で物事を捉えて、
何も対策をしないのは簡単です。楽です。
でも、
人間は魔がさすこともあるのです。
しかも、
”誰にでも”あり得るのです。
だから、
性悪説で考えて、
”そもそも不正をさせない職場環境”
をつくっていく必要があるのです。
”金品は必ず金庫に入れる”
という基本的なことから、
”チェックに例外をつくらない”
どんなに信用できる、信頼できる人でも、
ノーチェックをやめる。
ときには、
チェックされることに不快感を示されることも
あるかもしれませんが、
それが”お互いのため”なのです。
ということで、
こういった不正使用のニュースを見聞きする度、
そのひと個人の問題だけでなく、
その職場環境の問題も気になるのです。
今回の遺失物のＰＡＳＭＯの管理もどうなっていたのか？
とても気になるところです。
繰り返しますが、
本人が悪いことは間違いありませんが、
もしかしたら、
職場環境によっては、犯罪者を出さずに済んだかもしれません。
みなさんも、
仲間から犯罪者を出さないように、
性悪説で考えて、対策をしておきましょう。
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