ある高級車の行方

「○○○○(←高級車名!)、何とかしようと思ってるんですよね」

 

固定費の見直しをしているときに言った
あるお客さまのひと言です。

 

その会社、順調に儲かっています。

お金も潤沢にあります。

その高級車を維持していも、まったく問題はないし、
結果を出している社長に、誰も文句を言いません。

 

そんな状況であれば、
自分(社長)以外の何かに
改善のポイントを置きそうなものですが、
その社長は違います。

 

常に、”まずは自分自身から”

指揮官先頭で、
固定費の見直しも、まずは自分自身の分から見直します。

 

そうなると、
社員は、”いい意味で”何も言えなくなって、

 

「社長がやってるんだから、自分たちも頑張ろう!」

 

そういう思考回路になるのです。

 

 

これに対して、

自分のことは、サラッと横に置いておいて、
自分(社長)以外の何かに改善のポイントを置く人もいます。

 

 

たとえば、

賃上げの見送り、

賞与のカット、

福利厚生の縮小や廃止、

など。

 

そうなると、
社員は、当然ながら”愚痴”を言いたくなります。

 

「まずは自分の高級車から何とかしろよ!」

 

こんな反発を心に抱きながら、
仕事をすることになるのです。

 

ちょっと考えてみてください。

 

指揮官先頭で、”まずは自分自身から”

自分のことは置いておいて、”社員の改善から求める”

 

あなたが社員なら…、

 

あなたは、
どちらの社長についていきたいですか?

 

答えは言わずもがなですよね。

 

社長は、指揮官先頭で、
自らが手本になる。

 

つまりは、
私利私欲を、どこまで捨てられるか?

 

言うのは簡単ですが、
実行するのはなかなか難しいものです。

 

ということで、

 

冒頭の私のお客さまは、
今よりも、さらに発展していくことでしょう。

私の楽しみのひとつです。

 

 

 

 

 

 

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