人のやらないことをやる。

「そんなことやってたら、手間が増えて大変でしょ」

 

これは、
仲間のコンサルタント達と、”コンサルティングの議事録”について
話し合ったときに、私が言われた言葉です。

 

コンサルティングでは、その日に行った内容を、
議事録としてまとめ、お客さまに提供する場合があります。

 

この議事録について、

”手間暇をかけたくない”コンサルタントが、実に多いのです。

 

コンサルは、あくまで”現場仕事”であって、その現場が終われば終わり!
議事録にまとめるなんて、めんどくさいし、それはコンサルの仕事ではない、
という意識が強いのだと思います。
(これは考え方の問題なので、これはこれで有りだと思います)

 

私が目にしたことのある議事録は、

・結論だけを羅列する。

・次回までの宿題だけを羅列する。

・話し合ったタイトルだけ(!)を羅列する(アジェンダ的な…?)

 

なんていうものがありました。

 

では、
私の場合はどうなのか?

 

コンサル仲間に、

「そんなことやってたら、手間が増えて大変でしょ」

と言われてしまう議事録とは???

 

私の議事録のつくり方は、

1.コンサルの現場を録音。
2.コンサル中に、話し合った内容をメモ。
3.コンサル後に、録音データを聞き直す。

つまり、

「2」のメモを、「3」で改めて確認して加筆・修正するのです。

 

そのうえで、
結論だけでなく、その過程も書くようにしています。

 

さらには、
コンサルの現場では出なかった話で、参考になる話や資料があれば添付します。

 

ということで、
聞き直すだけでも大変です。

 

1日8時間のコンサルであれば、8時間聞き直すわけですから…。
まぁ、手間暇はかかりますよね…。

正直、大変ですが、私はこれをずっと続けています。

それはなぜか?

 

それは、

”何気ない一言”

”何気ない沈黙”

”何気ない会話の間”

に、本心が詰まっているときがあるからです。

これらは、コンサルの現場でも、もちろん感じることができますが、
改めて聞き直してみることで、新たな気づきが得られるのです。

 

そして、
手間暇をかけて議事録をつくる最大の理由は、

”思考の整理”

です。

 

結果だけでなく、過程も含めて、
話し合ったことを文字言語化することは、
お客さまの頭の中の整理につながるはずです。

 

思考の整理をするには、
結論だけ書かれても、なかなか難しいですよね。

 

そんな手間暇をかけて作るこの議事録は、
手前味噌ですが、お客さまには好評です。

 

だから、
コンサル仲間にも勧めているのですが、
誰もやりたがりません(笑)

 

まぁ、
だからこそ、価値があるんですよね。

”人のやらないことをやる”

これが、差別化の第一歩です。

 

あなたの、

”人のやらないことをやる”には、

何がありますか?

 

 

 

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