全体最適を考えられる組織にする。


”和気あいあい”

この言葉が出てくると、会社は危なくなっていきます。
一見、仲が良さそうで、チームワークが整っていそうですが、
ビジネスは、市場における他社との戦争です。

 

企業は、
外部環境の変化に合わせて、
常に変化していかなければならないのです。

 

和気あいあいと、
みんなで楽しくやっているだけではダメなんですね。

そこには、一定の”緊張感”が必要なんです。

 

つまり、

”和気あいあい”

ではなく、

”切磋琢磨”

 

お互いに励まし合い、競争し合い、共に成長していく。
この社風が必要なんですね。

 

多くの企業で、
事業部制とか、カンパニー制とか、チーム制とかを
採っているのもそのひとつ。

 

いい意味でのライバル関係が、
企業の成長に大きく貢献するのです。

 

ただし、
注意点もあります。

 

それが ”全体最適” と ”部分最適” です。

事業部制や、カンパニー制、チーム制を採ると、

どうしても、

”自分のことだけ”

を考えがちになります。

 

自分の利益になることはやるけど、
そうでなければやらない。

 

たとえば、
自分の所属するチームに仕事の依頼があったとします。

 

でも…、

今、その仕事を引き受けると、
ほかの仕事に影響が出てしまう…。
このままでも目標売上は達成できそうなので、仕事を断ってしまう。

みたいなことです。

 

これは、

そのチームにとっては、最適(部分最適)なのですが、
会社全体からすると最適とは言えません。

 

「自分の所属するチームでは無理だけど、
あのチームなら対応できるかもしれないから
ちょっと相談してみようかな」

 

こんな発想ができれば、
会社全体にとってもプラス(全体最適)になりますよね。

 

また、

仕事を他チームに振ることで、
今後は、逆に仕事を振ってもらうこともできるようになります。
つまり、チームにとってもプラス(部分最適)になるはずなんですね。

 

”切磋琢磨”の社風は、
時として、ギスギスした環境にもなりかねません。

 

そこをしっかりと見ていくのが社長の役割です。

 

各チームを正しく、公平に評価し、
全体最適になるように導く。

 

和気あいあい、仲が良いだけでは、
会社を継続させていくことは難しいのです。

 

 

 

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