銀行員と小説家が持っているもの。

クイズです。

 

「元銀行員で小説家といえば誰?」

 

せーの、

 

 

 

「池井戸潤さん」

 

おそらくですが、
”下町ロケット”などでお馴染みの
池井戸潤さんと答える人が多いと思います。

 

この、

”銀行員と小説家”

2つの職業経験があると、
ビジネスでの成功確率が高まると言ったら、
あなたはどう思いますか?

 

どういうことか?

 

話を進めていきましょう。

 

ビジネスで成功するためには、”夢”が必要です。

 

「こうなりたい」

「ああなりたい」

「こういう生活がしてみたいな」

「こんなことが出来たら、楽しいだろうな」

 

これには、”想像力”が必要ですよね。

 

さらには、

 

その想像した夢を
自分だけが理解するのではなく、
周りにも伝えて、
夢を共有することができなければ、
ビジネスでの成功はありません

 

この想像する力、伝える力は、
小説家がストーリーを考え、
執筆することと同じだと思うのです。

 

ただし、

 

あくまでビジネスですから、
単なる夢物語ではいけません。

 

きちんとした計画性、

特にお金に関しての計画性が必要ですが、
その能力は、銀行で学ぶことが出来るのです。

 

もちろん、
銀行にもいろいろな職種があるので、一概には言えませんが…。

 

ということで、

 

この”銀行員と小説家”の経験は、
ビジネスでは有利に働くと思うのです。

 

事実、

この”銀行員と小説家”の経験があった、
大実業家もいます。

 

そのひとりが、
小林一三さんです。

 

鉄道、

宝塚歌劇団、

映画館、

百貨店、

不動産、

数々のビジネスを成功させた大実業家ですよね。

 

小林一三さんが成功した要因として、
想像力と計画力があったと思うのです。

 

たとえば、鉄道事業。

 

当初計画された「箕面有馬電気軌道」

通称”箕面電車”(みのおでんしゃ)は、
ほぼ田園地帯で採算が見込めませんでした。

 

計画が頓挫しかけたときに、
小林一三さんは、
建設予定地を何度も歩き、アイデアを考えます。

 

そして、閃いたのが、

”住宅地をつくる”

ということ。

 

当時の大阪は、
東洋のマンチェスターと呼ばれた工業都市。

公害問題も深刻化するなか、
働き手で人口も急増。
住宅が不足していたのです。

 

そこで、

”郊外に住宅を構え、都市に通勤する”

という、
今では当たり前の生活スタイルを提案しました。

 

しかも、

 

今でいうところの”住宅ローン”という仕組みをつくり、
住宅を買いやすくしたのです。

 

平日は都市で一生懸命働き、
休日は空気のきれいな郊外でゆったり暮らす。

 

自分の城を持つという夢と、
それを叶える住宅ローンという仕組みで、

郊外に住宅を構える人が増え、
頓挫しかけた鉄道事業が成功したのです。

 

今では当たり前なので、
スゴさが伝わりづらいかもしれませんが、
当時は画期的なことでした。

 

これは今でもそうですが、
初めてのことをやるのは大変ですよね。

初めてのことには、誰でも臆病になります。
動きが鈍くなりがちです。

 

そんな中、

”夢と計画性”を語り、
周りを動かしたのは、
本当にスゴイことだと思います。

 

ということで、

小林一三さんが手掛けたビジネスには、
興味深いものが多いです。

 

今度、小林一三記念館に行ってみようかな?
そんなことを考えています。

 

 

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