風向きを読むこと。

「これならイケるかも…」

 

そう思ったのかは定かではありませんが、
人手不足を理由に、コンビニの時短営業を訴えていた

あるコンビニオーナーが、
今度は、”日曜休業”をコンビニ本部に通告。

 

これに対してコンビニ本部は、

「日曜を休業した時点で契約解除」

と回答しました。

 

時短営業を訴えたときは…、

確かに、
コンビニオーナー側に風が吹いていましたよね。

 

世論も味方にして、

「時短営業を認めないのはヒドイ!」

コンビニ本部が完全に悪者扱いでした。

 

このまま…、

「この勢いがあれば、日曜休業もイケるかも…」

あくまで想像でしかないのですが、
調子に乗ってしまったのかな…、

という感じがしないでもありません。

 

そもそも論として、
時短営業の段階で、契約違反だったわけです。

 

ですが、

昨今の経済環境から、

”時短営業やむなし”の空気が世の中に流れて、

コンビニ本部としても、動かざるを得なくなったわけですよね。

 

でも、

「日曜は休業します」

は、さすがにやり過ぎ。

これについては、
今のところ世の中の支持も得ていないと思われます。

 

ということで、
風向きを読み間違えたということです。 

せっかくの風が、逆風になりつつあります。

 

こういったことは、
会社内部でもよくあることです。

 

たとえば、
昨今の働き方改革。

 

”残業しないで早く帰る”

これはとてもいいことだと思うのですが、

だんだん、だんだん、

本来の趣旨を忘れていってしまう…、
なんてことがあります。

 

”早く帰ることが目的”

になってしまい、

 

そのうち、

”早く帰ることが当たり前”

既得権益になってしまうのです。

 

そうすると、

”仕事が終わっていないのに、早く帰る”

なんていう、本末転倒になるんですね。

 

あくまで、
働き方改革のひとつの目的は、

”労働生産性を上げて、長時間労働をやめる”

ということです。

仕事が疎かになってまでも、
早く帰ることではありません。

 

この風も読み間違えている人が
意外と多いんですよね…。

 

しかも、
読み間違えていることも気づかずに、

「働き方改革なんで、帰りますよ」

「それ、パワハラですよ」

なんて、反論してくる人も、
世の中にはいるらしいですよ…。

 

そうすると…、

せっかく吹いていた風が、
逆風になってしまうんですね…。

 

ということで、
風向きを読む力をつけましょう。

 

そのためには、
いくらいい風が吹いていても、調子に乗らないこと。

 

いまは、
あっという間に立場が逆転してしまう…、

そんな世の中なのです。

 

 

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