効率性とお客さま第一主義のバランス。

”おせっかい品質”

で人気の宅配クリーニング「リナビス」

 

1日のクリーニングノルマは、

なんと、”3,300着!”

 

この量をこなすためには、

当然ですが、

ただ闇雲に作業をしていたら終わりません。

 

ということで、

リナビスでは明確な目標を設定しています。

 

クリーニングは、
洗濯前の検品作業がとても重要なんですが、

その検品作業には、

”1時間当たり23着”

”1着当たり2分30秒”

という目標値が設定されています。

 

この2分30秒の間に、

・洗い方をタグで確認

・ほつれの有無

・傷の有無

・穴の有無

・ボタンの数

・ポケットの中身

を確認し、

 

1.水洗い可のもの

2.ドライクリーニングもの

3.装飾あり

4.要修理

5.工場確認(洗濯表記なしのもの)

6.その他

の6種類に仕分けをするのです。

 

検品作業というのは、
掛けようと思えば、何分でも掛けられます。

 

目標値がなければ…、

言葉は悪いですが、ダラダラといつまでも
時間を掛ける人も出てくるかもしれません。

 

メリハリのある作業をするためにも、
目標値は必要なんですね。

 

この目標値のことを、
会計の世界では、”標準”と呼んでいます。

 

標準というのは、

「だいたい2分30秒ぐらい必要だろう…」

という勘に頼ったものではなく、

 

作業工程を検証したうえでの

「2分30秒以内で出来るはず」

という根拠のある目標値のことなんですね。

 

標準の考え方は、
製造業などで多く採用されているものですが、

リナビスでも、

”1日3,300着のノルマ”

を達成するために、
作業工程の分析をしているものと推測できます。

 

この標準という考え方があることで、
メリハリのある作業が出来るのはもちろんですが、
もうひとつの副産物があります。

 

それが、

”工夫する”

です。

 

標準時間をオーバーしてしまった場合、

”どこが悪かったのか?”

原因を分析して、改善することが出来ます。

 

あるいは、

標準時間そのものを短縮するために、
改善できるところはないか?

 

たとえば、

”部品Aを右側に置くのか、左側に置くのか”

そんな細かい改善でも、数秒稼げたりするわけです。

 

でも、

標準そのものがなければ、
作業効率が良かったのか、悪かったのかさえも分かりません。

分からないものは改善のしようもないんですね。

 

ということで、

作業には目標値を設定しましょう。

 

目標値を設定することで、
新たな改善点が見つかり、工夫することが出来るのです。

 

ちなみに、
リナビスのおせっかい品質ですが、

依頼されていないくても、

・毛玉取り

・ボタンの付け直し

・シミ抜き

などをやってくれます。

 

また、無料で9ヶ月保管もしてくれるのです。

 

つまり、

”標準という効率性・生産性を考えながらも、
お客さま第一主義を徹底している”

ということです。

 

これで流行らないはずがありませんよね。

 

”効率性とお客さま第一主義のバランス”

これは、ある意味、永遠のテーマですが、
「リナビス」の取り組みは、とても参考になると思います。

 

私も…、

”おせっかい品質”を実際に体験してみたいと思います。

 

 

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