東京ドームの使い方。

「ここは、東京ドーム○個分もあるんですよ~!」

テレビ番組でよく聞くフレーズですよね。

 

私は、このフレーズを聞く度に、
東京ドームのことを思って、ちょっとせつなくなります。

 

「本当は野球場なのに、
また、モノの大きさを知らせる尺度として使われてるよ…」

って…。

 

でも、
これは、ある意味スゴイことでもありますよね。

 

東京ドームのことを誰でも知っているということでもあるからです。
東京ドームのことを知らなければ、大きさを知らせる尺度にはなりません。

 

実際に東京ドームに行ったことがなくても、
野球中継なんかの映像で、「広いな~!」ということが
わかっているからこその尺度なんですね。

 

これが、

「ニューヨークにあるセントラル・パークの○個分なんですよ~!」

 

といわれても、
何となく大きいことは想像できるのですが、
あまり馴染みのない日本人にとっては、適した尺度ではないんですよね。

 

つまり、

相手がイメージしやすい言葉で話すということが大切、

ということです。

 

「たとえば…」
と話し始めた人のたとえが、
まったくイメージできないときって、
ありますよね。

 

車に興味がない人の前で、
車にたとえてみたり、

 

そのドラマを見ていない人の前で、
そのドラマのシーンでたとえてみたり、

 

「いや、それ知らないんだけど…」
とは、なかなか言いづらいので、
わかったふりをして聞いているってことは
意外と多いのではないでしょうか。

 

たとえるときには、

”誰でも知っているものでたとえる”

これが基本ということですね。

 

そう考えると…、

これから、東京ドームに代わる
大きさを知らせる尺度は出てくるのでしょうか?

 

 

 

 

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