お金のかからない経営と、お金をかけない経営。

”私の起業時の失敗”

 

経営における定石のひとつは、

”お金のかからない経営”

をすること。

そんな風に言われています。

 

確かに、

会社は、赤字で倒産するのではなく、
お金が無くなったときに倒産します。

お金のかからない経営をしていれば、
倒産のリスクを抑えることが出来ます。

 

ただ…、
ちょっと気をつけたいポイントが、

 

”お金のかからない経営”

と、

”お金をかけない経営”

は違うということです。

 

たとえば、
私の税理士業で言えば、
ある意味、ほとんどお金はかかりません。

 

税理士資格を取るまでは、
それなりのお金がかかりますが、
税理士として仕事をするには、
パソコンひとつあれば出来ます。

あとは、税理士会の会費ぐらいですかね。
※ただ、これが意外と高い…(汗)

 

ということで、
お金はかからないのですが、
当然ながら、
それだけではうまくいきません。

 

当たり前ですが、
待っていても、お客さまは来てくれません。

 

そこには、
営業とか宣伝とか、
そういったものが必要です。

 

営業とか、宣伝をした結果、
お客さまも増えてきて、
軌道に乗ってきたら…、

 

営業とか、宣伝が不要となり、
それこそ、
”お金のかからない経営”
が出来るかもしれません。

 

つまり、
最初から、
”お金のかからない経営”など出来るはずがないのです。

 

さらに言えば、
”お金のかからない経営”は、
頭打ちは決まっています。

 

ひとりでやれる限界など、
ある程度決まっているからです。

 

とどのつまり、
事業を発展させていこうと思ったら、
”お金のかからない経営”
など、そうそうできないのです。

 

ということで、
ある程度、”お金をかける”ことが
経営には必要です。

 

正確にいうと、

”戦略的にお金をつかう”

ということです。

 

私の場合は、
起業時にこのことが分かっていませんでした。

”お金をかけない=健全な経営”
と勘違いしていたんですね。

 

だから、
創業融資も受けずに、
スタートで大幅に出遅れました…。

まぁ、
創業時には出遅れたことさえ気づいていないのですが…。

 

ただ、
勘違いしてほしくないのは、
人それぞれ考え方あるということです。

「自分ひとりの出来る範囲で仕事をする。
だから、お金はかけない。」

これも、正しい考え方です。

 

でも、
事業を大きくしていこうと思うのであれば、
お金をかけない経営は難しい…。

 

どうせお金をつかうのであれば、
”戦略的につかう”

無駄遣いしても意味がありません。

 

まずは、方向性を決めることが大切ですね。
あなたは、どちらのタイプですか?

 

 

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