IKEAの自分事戦略。

「これって、私のことだ!」

 

みなさんは、
IKEA(イケア)に行ったことはありますか?

 

IKEAといえば、
北欧スウェーデン発の家具・生活雑貨のお店ですよね。

店舗数は、世界で367店舗。
年商は、約4兆5,000億円。
年間来店者数は、約8億3,800万人。

ホントにスゴイですよね!

 

そのうち、
日本は、わずか9店舗ですが、
年商は、840億円!

つまり、
1店舗当たり、100億円近く売っているといういうことですね。

 

そんな、スゴイIKEAですが、

では、
なぜIKEAは売れるのか?

 

そこには、
もちろん戦略があるわけですが、

そのひとつが、

”ルームセットの設定”

です。

 

ルームセットというのは、
ひとつの部屋を丸ごとイメージした展示スペースのことです。

 

ベッドだけ置いてあっても、

ソファーだけ置いてあっても、

棚だけ置いてあっても、

なかなかイメージがしづらいですよね。

 

そこで、
一部屋丸ごとイメージした展示スペースをつくって、
お客さんの購買意欲をくすぐる作戦ですね。

 

でも…、

「これって、よくあるよね…」

 

そう思ったあなた!

そうですよね。
確かによくあります。

 

しかし、
IKEAは、”徹底している”のです。

 

たとえば、
あるルームセットは、

・20代前半の女性

・東京都江戸川区西葛西に住んでいる。

・初めての1人暮らし

といった細かい設定をしているんですね。

 

こんなルームセットが、
各店舗に約60部屋もあるんです。

 

マーケティングで大切なことは、

「これって、私のことだ!」

と思ってもらうことなんですよね。

 

他人事ではなく、

自分事になれば、

買ってもらえる確率は、かなり高くなるのです。

 

ということで、

IKEAでは、

「これって、私のことだ!」

と思ってもらえるように、

年間100軒以上のお宅訪問を行い、
家具に対するお悩みや、住みたい部屋、夢の部屋を
ヒアリング調査をしているのです。

 

これは、
どんなビジネスにも応用できますよね。

 

私たちは、
どんなに優れた商品・サービスでも、
他人事のうちは、手を出しません。

 

”いかにして、自分事にするか?”

「これって、私のことだ!」

そう思ってもらうことが大切なんですね。

 

IKEAには、
そう思ってもらうための仕掛けがたくさんあります。

ただ行くだけでも楽しいお店ですが、
マーケティング目線で行ったら…、

楽しいだけでなく、
勉強にもなって、倍お得です!

 

私もしばらく行っていないので、
ちょっと行ってみようかな?

 

 

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