育てたように会社は育つ。

”10億円を超えられない現実”

 

前回のブログに引き続き、
中小企業白書の話題です。 

 

まずは、
前回のちょっとおさらい。

 

中小企業の平均売上は、4億8,100万円、

中小企業の中央売上は、9,900万円。

 

ただし、
平均というのは、ピンキリ。

ものすごく儲かっている会社もあれば、
赤字で苦しんでいる会社もある。

 

ピンキリを含めた平均は、
中小企業の実態を表しているとは言い難い。

 

それに対して、中央値。

中央値はデータの真ん中だから、
中小企業の実態に近いともいえる。

 

現に、
売上高1億円以下の中小企業が全体の50%強、
構成比の最も多い売上高は3~4千万円となっている。

 

というお話でした。

 

そんな中小企業ですが、
ここでクイズです!

 

「中小企業のうち、売上高10億円超の企業は何%ぐらいあると思いますか?」

 

カッチ、カッチ、カッチ…、

 

タイムアップ!

 

答えは…、

 

 

「9%弱」

 

どうですか?

 

おそらくですが、

「少ない!」

と思った方が多いのではないでしょうか?

 

でも、
これが中小企業の現実なんですよね。

10億の壁を、なかなか突破できないのです。

 

では、

なぜ、10億の壁を突破できないのでしょうか?

 

もちろん、
答えはひとつではありませんが、

ひとつ言えることは…、

 

”育てたように会社は育つ”

ということです。

 

たとえば、子育てで考えてみましょう。

 

思春期の反抗期になってから教育しようと思っても…、
それはなかなか出来ませんよね。

 

当たり前ですが、
子育てというのは、
生まれた瞬間から始まっているわけです。

 

これと同じで、
会社も創業した瞬間から、組織づくりが始まっているわけですが、
最初から組織づくりを意識している人は、ほとんどいません。

 

どうしても、最初は家業スタイル。

いい意味でも、悪い意味でも、
組織にしなくても動いてくれるわけです。

 

しかし、

企業の規模が大きくなってくると、
家業スタイルでは、だんだん回らなくなってきます。

 

組織としての動きが必要になってくるのですが、
組織を考えて育てていないので、
組織をうまく築くことが出来ない。

 

だから、

10億に近づいたとしても、
その壁を突破できない。

 

組織づくり → 崩壊 → 組織づくり → 崩壊…、

これを繰り返しているんですね。

 

ということで、

”育てたように会社は育つ”

 

上を目指すのであれば、
まだ若いうちから、
組織づくりをしていかないといけないのです。

 

ここに早く気づけば気づくほど、
10億突破の可能性が高まります。

 

あなたの会社では、
組織づくりをちゃんとやってますか?

 

誰にでも反抗期が来ることは分かっているのだから、
反抗期になってから教育するのではなく、
反抗期になる前から教育する。

 

組織も同じです。

会社を発展させていくつもりであれば、
発展する前から組織づくりをする。

 

何事も早めの対策が肝心なんですね。

 

 

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