新生銀行グループが、
３０代～４０代の中堅を中心に合宿を開き
中期経営計画のたたき台づくりを行った、
という記事が日経新聞に載っていました。
「伝統的な商業銀行モデルが限界を迎えるなか、
新たな付加価値創出で差別化を図る」
そんなテーマがあったようですが、
こういったことは、
会社の会議室では、なかなか難しいんですよね。
今回のようなテーマは、
”重要だけど、緊急性がないこと”
です。
つまり、
やらなくても、
日々の業務は回っていくんですね。
そうすると、
どうしても、
”後回し”
になります。
そこで、
”強制的に時間を確保する”
必要があるのです。
もちろん、
会社の会議室でも出来ますが、
社内にいると、
やれ電話が入った、
やれ突然の来客があった、
やれトラブルが発生した…、
など、
事あるごとに呼び出されて
中座することもしばしば…。
そんな状態では、
集中できないですよね。
そこで、
”合宿”
会社から離れた環境で、
そのことだけを集中して考えるのです。
集中するためには、
携帯電話の電源を切る。
メールは見ない。
お客さまの迷惑にならないように、
その辺りの根回しは必須です。
さらに集中するために、
海外で合宿をする会社もありますよね。
ということで、
普段とは違った環境で、集中する。
この合宿効果は、
スポーツの世界だけではありません。
ビジネスの世界でも大いに力を発揮するんですね。
よくある失敗例に、
会社内で今後３年間の経営計画を立てようと
毎週のように会議を開くも…、
決まらずに…、
３年経ってしまった…。
そんな笑えない笑い話もあります。
”計画を立てる”
これは重要だけど、緊急性がないことです。
”そこにお金を投資できるかどうか？”
この投資の決断で、
今後の会社の成長スピードが変わることは間違いありません。
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