企業を延命させるものとは?

「市場から退出すべき企業の延命に
お金を出すことは一切ない」 

これは、
官民ファンド・産業革新投資機構(JIC)の
新社長・横尾敬介さんの言葉です。

 

JICは、
産業革新機構の後継組織として
2018年9月に発足しましたが、

経営陣の報酬を巡って
一悶着ありました。

 

旧経営陣は、

”1億円を超える報酬があるから”

役員をやっていたようで、

それがなしとなったら、
さっさと退陣していったのです。

 

まぁ、

きちんと仕事をしていれば
1億もらおうが構わないと思うのですが、

どことはいいませんが、
経営再建が進まない会社に
資金を投入しているようではね…。

 

そんなこんなのドタバタを受けての
横尾敬介新社長就任ということもあり、
冒頭の言葉になったわけです。

 

ちなみに
新社長の報酬は3千万円程度とのことです。

 

ということで、

”企業の延命”

これは、
本当に難しい問題です。

 

たとえば、
銀行の融資がなければやっていけない企業。

 

これを、

”ゾンビ企業”

なんていったりしますが、
この企業を救うべきか否か?

 

冷静に考えれば、
この企業は、”やっていけてない”

企業だけでは
お金が回ってないということですからね。

 

では、潰せばいいのかというと…、

そんな簡単な話でもない。

 

なぜなら、
その企業にも
社長をはじめ従業員がいて、
その人たちの生活があるからですね。

 

経営者は、
企業の延命について
普段から真剣に考えていないといけないんです。 

 

ではどうすればいいのか?

この答えは
ひとつしかありません。

 

その答えは…、

 

 

 

”儲かること”

こういったら、
身も蓋もないのですが、
これが真実なんですよね。

 

そもそも儲かる、

言い方を変えると、

利益とは何か?

これをしっかり理解することが大切です。

 

利益とは…、

 

 

”幸せの源泉”

なんですね。

 

儲かる、利益が出ることで、

・従業員に給料が払える。

・設備投資などの未来投資ができる。

・株主に配当金を払える。

・税金として社会貢献ができる。

 

利益があるから、
私たちは幸せになれるんですよね。

 

そして、

利益の積み重ね、蓄積があることで、

”信頼できる会社になる”

 

信頼があることで、
銀行融資なども受けやすくなる。

 

つまり、

儲かること = 企業の延命

なんです。

 

経営者はこのことを
しっかりと理解しなければなりません。

 

「この融資がなければ、うちは潰れてしまいますよ!」

こんな状態をつくっては、そもそもいけないんです。

 

まぁ、

これは、
私に言われなくても
分かっていることだと思います。

 

厳しい言い方ですが、
融資に頼った経営では、経営をできているとはいえない。

 

”他力ではなく、自力”

自力で何とかなる経営を目指す必要があるわけです。

 

もちろん、
ビジネスは簡単ではありません。

厳しい世界ですから、
赤字になることもあるでしょう。

 

でも、
それがず~っと続くような、

それでも何とか生き続けている

”ゾンビ企業”

になってはいけないのです。

 

いまは銀行も資金余剰で、
本来なら貸せないところにも貸しているという
現状がありますが、
今後はどうなるか分かりません。

 

もしも、

「銀行に頼っているなぁ…」 

少しでもそう感じているのであれば、
とにかく儲かることを考えましょう。

 

ただし、
そのときの大前提は、

”良い商品やサービスを提供した結果、儲かる”

です。

 

これを忘れてしまったら、
お客さまは離れていってしまいます。

儲け方が大事なのです。

 

 

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