”2:6:2”から、”1:0:9”へ

”72.2%の企業が見直す”

 

これは、
日本経済新聞社が行った

「社長100人アンケート」

の結果のひとつです。

 

何を見直すと答えたかというと…、

 

”年功型賃金”

勤続年数や年齢によって
自動的に給料が上がるのではなく、
能力主義への移行。

 

そうでなければ
優秀な人材の獲得は難しくなる。

特に若い人材の獲得は
今後より厳しくなっていくだろう…、

 

多くの社長が、
そんな危機感を持っているのです。

 

最近では、
NECや、くら寿司など、

業種を問わず

”新卒でも年収1,000万円以上”

という取り組みをするところも
出てきています。

 

ということで、

今後は、
ますます二極化が激しくなることが予想されるわけです。

稼げる人と、稼げない人、

中間層はいなくなるかもしれません。

 

昔は、

企業の人材は、

”2:6:2”

なんていわれていましたよね。

 

優秀な社員 2割

普通の社員 6割

ダメな社員 2割

 

これが、

いまは…、

 

 

”1:0:9”

優秀な社員 1割

ダメな社員 9割

 

こんないわれ方をしています。
まさに二極化ですよね。

 

企業経営で考えれば、

これは、
かなり危険な状態といえます。

 

極端にいえば、

黒字社員が1割、

赤字社員が9割、

ということですからね。

 

それは…、

黒字を生み出す優秀な社員には
お金を出すはずです。

 

まぁ、

”1:0:9”

は極端としても、
二極化が進んでいることは
間違いないと思います。

 

いろいろな企業を見ていても、

勉強する人と、しない人、

ハッキリ分かれていて、
中間はいません。

 

こうなると、
年功型賃金の維持は、
現実的に難しいですよね。

 

結果的に、
能力主義の給与体系に移行せざるを得なくなる…。

 

では、

どうすればいいのか?

 

難しい問題ですが、
ひとつ言えることは、

”給与の仕組みをきちんと説明すること”

 

多くの会社では、
給与の仕組みについて説明していません。

 

説明していないので、

”どうすれば、自分の給料が上がるのか?”

これも、
当然ながら分かっていない人が多いんですよね。

 

企業側も説明していない、

社員側も理解していない、

 

そうなると…、

 

企業側は、「もっと働いてよ…」

社員側は、「給料上げてよ…」

お互いが不満を持つ
悪循環になってしまうのです。

 

ということで、

もし、給料について説明したことがないのであれば、
一度きちんと説明しておきましょう。

 

たとえば、

給料を上げるには、粗利を増やす必要がある。

粗利を増やすにはどうすればいいのか?

 

この辺りの
基本的なことから説明するのです。

 

もしかしたら、
働き方が分からないだけで、説明不足なのかもしれませんよ!

 

働き方さえ分かれば、

9:0:1

逆転現象が起きる可能性も
十分にあり得ます。

 

あなたの会社の割合はどんな感じですか?

それをどう改善していきますか?

ぜひ一度考えてみましょう。

 

 

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