本当の経理の仕事。

NHKドラマ「これは経費で落ちません」

録画していた分を
イッキ見しました。

 

私自身も、
経費に関する著書を書いているだけに
興味があったんですよね。

 

あっ!

ちなみに私の本は、

「経費になる領収書 ならない領収書がよくわかる本」

です。

 

もちろん、

みなさんは…、

 

 

読んでくれているはずですよね!

まだ読んでいない、

まだ買っていない、

 

万が一そんな方がいれば、
いますぐ購入を!(笑)

 

と、

宣伝はさておき(汗)

 

このドラマでは、
経理の仕事について
とても重要なセリフがありました。

 

それが、

 

「帳簿を作成し、利益を計算し、

不審な点があれば原因を明らかにし、

危険があれば経営陣に知らせる。

それが経理の仕事」

 

です。

 

これって、
本当に大切なことなんですよね。

 

これまで、
たくさんの企業を見てきましたが、

「帳簿を作成し、利益を計算し」

ここで止まってしまう経理が
少なくありません。

 

止まってしまう…、

というか、

”ここまでが経理の仕事”だと思っている人って、

結構多いんです。

 

でも、

本当に大切なのは、”その先”

 

「不審な点があれば原因を明らかにし、
危険があれば経営陣に知らせる」

そのためには、

言われたことを、
ただ単純に会計処理するだけでは
ダメです。

 

数字には、
その会社の傾向が必ず現れるので、
その傾向を掴むことが大切なんです。

 

傾向を掴むことで、
不審な点や、
危険性に気づくことができるんですよね。

 

私が、
お客さまの数字を見て、
おかしな点にすぐ気がつくのは、
その会社の傾向を把握しているからなんです。

 

では、

どうやって傾向を掴むのか?

 

そのひとつは、

”比較すること”

数字は、
比較することで意味が分かるものなんです。

 

対前年比、

対前月比、

月別推移、

3年推移、

 

など、
数字を比較することで、
見えてくるものがあるんですよね。

 

また、

このドラマでは、こんなセリフもありました。

 

「みなさんが稼いできたお金を守ることが、
私(経理)の仕事です」

 

経理というのは、
直接利益を稼いでくる部署ではないので、
肩身が狭い思いをする部署ともいわれていますよね。

 

そのうえ、

細かいことまで言わなければならない。
嫌われやすい部署でもあります。

 

でも、

経理には、経理の稼ぎ方がある。

 

それが、

”無駄を省く”

ことです。

 

みんなが稼いできたお金を有効に使う。
無駄金を使わせない。

マイナスを防ぐというのは、

見方を変えれば

プラスをつくり出しているのと同じなんです。

 

ということで、

経理の仕事というのは、
会社経営になくてはならないものなんですが、

そう言わせるためには、

”一歩踏み込む”

ことです。

 

言われたことを、
ただ単純に会計処理しているだけなら、

いずれ、
AI(人工知能)に取って代わられます。

 

一歩踏み込んで、”その先”

 

”不審な点があれば原因を明らかにし、
危険があれば経営陣に知らせる”

”稼いできたお金を守る”

 

ここまで出来て、
はじめて経理の存在意義があるのです。

 

そのためにも、
経理の定義をハッキリさせましょう。

 

”帳簿をつくることが経理の仕事ではない”

その先の定義をつくることが、
あなたの会社の経理を変えるはずです。

 

 

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