あなたに、”ストッパー”はいますか?

ストッパーといえば…、

 

私たち世代(40歳代)では、

”炎のストッパー・津田恒実”

を思い出す人も多いのではないでしょうか?

 

プロ野球・広島東洋カープの選手で、
闘志むき出しのピッチングは
強烈に印象に残っています。

 

ゲーム終盤のピンチを救い、
ゲームを勝利に導く役割がストッパー。
今風にいうと、”クローザー”ですかね。

 

ですが、

今日取り上げるのは、
企業におけるストッパーです。

 

先日のブログで、
ユニクロを運営するファーストリテイリングの
柳井正さんが、
ソフトバンクグループの社外取締役を退任したことを
取り上げました。

 

このことは、
ソフトバンクグループ、

というか、

孫正義さんにとっては、
かなりの痛手だと思うんですよね。

 

というのは、

柳井さんも言っていますが、
柳井さんは、孫さんとは対極にあります。

 

孫さんは、
M&A(合併・買収)に積極的ですが、
柳井さんはそうではありません。

 

つまり、

孫さんとは違った角度からの意見で、
場合によっては、
ストップをかけることができるということです。

 

いまの孫さんにストップをかけられる人は…、

おそらく、

そんなにいないですよね。

 

柳井さんは、
正面から物言うご意見番として
社外取締役の役割を果たしてきたわけですが、

それを失ったのは、
かなり大きいと思うのです。

 

基本的に、
会社のトップというのは、

”イケイケドンドン”

なところがあって、

時として、

周りが見えなくなってしまうことがあります。

 

会社が勢いに乗っているときは尚更、

もちろん、

その勢いに乗るということも大切ですが、

”冷静な目”を与える役割を持つ人は
必要なんですよね。

 

それが、
企業経営における、”ストッパー”です。

 

イケイケドンドンの社長からすると、

もしかしたら、

「いちいちうるさいな…」

邪魔な存在かもしれませんが、
絶対に必要なんです。

 

そのストッパーが
社内にいれば一番いいわけですが、

いない場合は、

社外取締役や、コンサルタント、

あるいは、

税理士などの士業、

ストッパーの役割を果たしてくれる人を
見つけることです。

 

そして、

ストッパーの意見を聞ける耳を持つこと。

 

せっかくのストッパーも、
聞く耳がなければ意味がありませんよね。

 

ということで、

企業のトップというのは、
誤解を恐れずに言えば、

”わがまま”

 

邪魔はしてほしくないけど、
意見は欲しい。

でも、

意見を求めるということは、
賛同とは限りません。

 

反対意見があることも承知のうえで
意見を求めるのが至極当然なのですが…、

”耳触り”のいい言葉を求めてしまい、

そういう人だけを周りに集めがちなんですよね。

”耳障り”も受け入れないといけないのです。

 

ところで…、

あなたに、”ストッパー”はいますか?

 

 

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