先回り思考がある人。

昨年(2019年)、
101歳で亡くなられた中曽根康弘さん。

 

私にとっては、
物心がつき、最初に認識した総理大臣でした。

私が栃木県出身で、
そのお隣り群馬県が中曽根さんの地盤ということで
親近感もあったんですよね。

 

そんな中曽根康弘さんのスゴさのひとつが、

”先回り思考”

 

平の代議士のときから、

”総理大臣になったらどうするか?”

を考え、

国民が総理大臣を選ぶ

”首相公選制”

などを唱えたりしていました。

 

この、
先を見越して動くというのは、
ビジネスにおいても、
とても大切なことですよね。

 

極端にいえば、
新入社員で入社したときから、

”社長になったらどうするか?”

を考えて動く。

 

でも…、

これは、
一般的には難しいですかね…。

 

ということで、

現実的には、
ひとつ上のポジションを考える。

 

平社員だったら、係長。

係長だったら、課長。

課長だったら、部長。

部長だったら、役員。

これだったら、
イメージしやすいですよね。

 

この意識を持つだけで、

見るもの、聞くもの、

すべてが変わってくるはずです。

 

また、

この先回り思考は、
組織をつくるときにも同じことがいえます。

 

つまり、

”規模が大きくなることを想定して動く”

これが大切なんですよね。

 

たとえば、マニュアル。

 

大抵は、

組織が大きくなってきて、
人に教える必要性を感じたとき、
初めてマニュアルをつくろうと思います。

 

しかし、

あとからマニュアルをつくるのって…、

 

結構大変なんですよね。

 

というのは、

マニュアルが必要な時というのは、

”自分自身も忙しい時”

が多いのです。

 

自分の仕事もあるし…、

教えなきゃいけないし…、

 

てんやわんやの状態になって、

結局丸投げで

組織崩壊…、

 

なんてことが
現実にあります。

 

だから、

規模が小さいうちから、
先を見越して、

”マニュアルをつくりながら”

仕事をする。

 

でも…、これが…、

 

わかっちゃいるけどってやつで、

なかなか難しいんですよね…。

 

でも、

組織を大きくしたり、
仕事のレベルを上げるためには、
先回り思考は必要不可欠だと思うのです。

 

そのためには、

組織のトップが先回り思考を持つこと。

そして、

それを言い続ける。

 

10人の組織に対しては、「100人になったらどうするか?」

100人の組織に対しては、「1,000人になったらどうするか?」

この問いかけを社員にしていくことです。

 

問いかけ続けることで、

それが刷り込まれ、

やがて、

社風になっていくと思うのです。

 

いろいろな会社を見ていて思うことは、

”社風はつくるもの”

ということ。

 

成り行きに任せた結果の社風でも構いませんが、

大抵は…、

 

 

良くない社風になります(汗)

 

どういう社風にしたいのか?

この意識を持って、
組織のトップ、特に社長が動かなければ、
狙ったとおりの社風にはなりません。

 

ということで、

先回り思考の社風はオススメですね。

 

あっ!

念のため、

”いい意味での”先回り思考ですからね。

 

中には、

不安の先取りで、
先のリスクばかりに目を向けてしまう人がいますが、
それでは何もできなくなってしまいます。

 

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