最後に頼れるのは○○。

新型ウィルス肺炎、
感染の広がりが気になりますね。

 

中国では、

ついに、
都市の封鎖に踏み切りました。

2002年ぐらいに起こった
SARS(サーズ)を思い出しますね。

 

こうなると、

封鎖された都市では、
ビジネスどころではありません。

売上も減少し、
経営危機になるところも
たくさん出てくるでしょう。

 

いまは

中国の話ですが、
感染の広がりによっては、
日本でも十分にあり得る話です。

 

世の中、
本当に何が起こるか分かりません。

一夜にして、
ガラッと状況が変わってしまうこともあるのです。

 

つまり、

経営者は、

いつでも、

”まさか”

を考えておかなければならないということです。

 

”まさか”の状態…、

いろいろありますよね。

 

今回の病気もそうですし、

自然災害もそうです。

得意先の倒産による連鎖倒産の危機もあるし、

仕事上のミスによる損害賠償請求…、

 

などなど、

挙げだしたらキリがありません。

 

そんな、

”まさか”の状態になったとき…、

 

身も蓋もない言い方ですが、

最後に頼れるのは、

やっぱり、

”現金”

なんですよね。

 

経営者は、

従業員の生活を守るためにも
ある程度の現金を持っておかなければならないのです。

 

専門用語でいえば、

”手元流動性”

現金や預金、
すぐに換金できる財産、たとえば上場株式などを
どれぐらい持っているかということです。

 

通常は、

”月商の何ヶ月分”

という表現をしていきますが、

 

中小企業の場合は、

”月商の2ヶ月分”

は持っていた方がいいと
私は考えています。

 

資金調達しやすい大企業であれば、
月商1ヶ月分でも大丈夫だと思うのですが、

中小企業の場合は、
銀行融資ひとつとっても、
申込から実行まで、
それなりの時間が掛かります。

 

だから、

安全思考で考えて、

”月商の2ヶ月分”

これを目指してお金を貯めるのです。

 

ただし…、

これだけでは不十分です。

もう一歩踏み込んで、

”いつの状態の2ヶ月分を貯めるのか?”

ここまでしっかり考えることが重要です。

 

私の考えでは、

資金がボトムになるときにでも、
月商の2ヶ月分の現預金を持つ。

 

一般的な企業では、
資金がボトムになるのは、

”給料日あと”

です。

 

つまり、

”給料を支払った後でも、月商2ヶ月分”

ということです。

 

これは、

中小企業にとっては、
なかなかのハードルだと思うのですが、
目指してほしいところです。

 

ということで、

世の中、何が起こるか分かりません。

最後に頼れるのは、”現金だけ”

 

まずは、

”給料を支払った後でも、月商2ヶ月分”

この意識を持って、
手元流動性を高めていきましょう。

 

意識をしなければ、
貯まるものも、貯まりません。

 

 

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