スーパーマーケットの倒産増加に思う。

”スーパーの倒産が増えている”

 

帝国データバンクの調べによると、

2019年の倒産件数は、
前年比43%増の30件。

7年ぶりに増加したとのこと。

 

消費税増税が
ひとつの引き金になったとの分析もありますが、

シッピングモールや、
ドラッグストアなど、

多様化するライバルの登場も
要因のひとつだと思います。

 

ちょっと前までは、

”食品はスーパー”

”薬はドラッグストア”

そんな住み分けが出来ていましたが、
その垣根がなくなってきていますよね。

 

つまり、

ベンチマークする対象は、
定期的に見直す必要があるということです。

 

ベンチマークとは、

自社の現状把握や、自社を伸ばすために用いる
比較対象のことですよね。

指標とか、基準という意味合いで使われます。

 

取り扱う商品の垣根がなくなったことから、
スーパーのベンチマークすべき対象が、
スーパーだけではないように、

どんな業種・業態でも、
その幅は広がってきていると思うのです。

 

たとえば、

私のような税理士業もそうですよね。

 

それこそ昔は、

税理士事務所とか、
会計事務所とか、

つまり、

同業者だけをベンチマーキングすれば
事足りていたかもしれませんが、

今の時代、
それでは不十分です。

 

他の士業事務所や、

会計ソフトなどのソフトウェア業、

飲食店などのサービス業、

あらゆる分野から学び、
経営に活かしていかないと生き残れません。

 

この、

他分野・他業種から学ぶというのは、
とても大切なことなんですよね。

 

その昔、

ホンダの創業者である本田宗一郎さんは、

ドイツの視察で
バイエル薬品の凋落を見て、
その原因を分析しました。

 

そして、

「既存商品に満足し、新薬の開発を怠ったこと」

と答えを出し、急いで帰国。

 

帰国早々、

「研究所設立!」

そう号令をかけたそうです。

 

遠い異国の、

しかも、

医薬品という、
まったく違う分野の凋落から、
自社の危機感を感じ取る。

 

これは、

出来そうで、なかなか出来ないことなんですよね。

 

多くの人は、

「医薬品は、うちとは関係ない」

そう思ってしまうので、
目に入るもの、耳に入るものを、
スルーしてしまいがちなんです。

 

ということで、

あなたの会社のベンチマークすべき企業には
どんな企業がありますか?

 

もしかしたら…、

そのベンチマークの対象は
現状に合っていないかもしれません。

 

いま一度、
ベンチマークすべき企業を見直してみましょう。

 

 

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