価格の上限と下限。

”東京ディズニーランドが値上げ”

2020年4月から、
おとな1日券が、8,200円に!

 

1983年の開園当初は
いくらだったかというと…、

 

 

 

 

3,900円!

37年で2倍以上の値段になっています。

 

今回の値上げについて、
東京ディズニーランドを運営する
オリエンタルランドは、

「テーマパークの価値などを総合的に考慮して決定した」  

とコメントしています。

 

この値上げを受けて、
株価も反発。
市場からも好感されているようです。

 

ということで、

東京ディズニーランドの値上げは、
一時的な観客減はあるにせよ、

時間の経過とともに、
受け入れられていくことでしょう。

 

しかし、

中小企業にとっての、

”値上げ”

これは、
そう簡単ではないんですよね。

 

なぜかというと、

言うまでもなく、

”ブランド力の差”

 

東京ディズニーランドのような、
唯一無二の存在であれば、
値上げをしても、

「まぁ…、仕方ないか…」

で終わりますが、

中小企業の場合は、
なかなかそうもいきません。

値上げすることで、
お客さまが離れてしまう可能性も十分にあり得るのです。

 

だからといって、

値上げを躊躇していたら、
経営が傾いていきます。

 

う~ん…、

価格は、
本当に悩ましい問題なんですよね。

 

デフレマインドが染みついてしまった
私たち消費者にも問題はあるのですが、

安いものを求める傾向を覆すのは
容易なことではありません。

 

では、

そもそも価格とは?

価格はどうやって決まるのでしょうか?

 

そもそも論で考えてみると、

まず、
価格の下限は何だと思いますか?

 

 

 

そうです!

コストですよね。

 

掛かるコストが、価格の下限。

これより安く売ってしまったら、
損をするだけです。

 

では、
価格の上限は何でしょうか?

 

 

 

これは、

”価値”

ですよね。

 

正確にいうと、

”お客さまから見た価値”

自分は価値があると思っていても、
お客さまにとって価値がなければ、
その価値を、価格に反映することはできません。

仮に反映したとしても、
売れないだけですよね。

 

つまり、

価格の上限は、青天井。

価値さえ上げていけば、
価格は上がり続けるわけです。

 

先程の東京ディズニーランドのコメントでも、

「テーマパークの価値などを総合的に考慮して決定した」

とありましたよね。

 

”お客さまにとっての価値”

これが価格の基準になっているわけです。

 

ということで、

理論上は、
お客さまにとっての価値を上げさえすれば、
価格は上がり続けるのです。

 

あとは、

”値上げを決断できるか?”

社長が決断できるかどうかです。

 

実は…、

 

 

これが、

一番の障害だったりもします。

 

”不安の先取り”で、

「値上げしたら、売上が下がるんじゃないか…」

そんな不安が先に立って、
踏み切れない社長が
意外に多いような気がしています。

 

”価値を上げて、価格も上げる”

やってやれないことはありません。

 

価格は経営の要です。

いまの価格は、
価値に対して、満足のできる価格ですか?

 

 

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