人を動かす言葉を持つ。 

「だまされたつもりで来い!
10兆円を一緒にやろう!」

 

カリスマ・永守重信会長の次…、

後継者問題が
経営課題のひとつであった日本電産が、
2回目の社長交代を行いました。

 

1回目の社長交代では、
結果に満足できなかった永守重信会長。

お眼鏡にかなう人材を探していたところ…、

「絶好の人材が来た!」

 

それが、

日産の元副最高執行責任者(COO)であった
関潤さんです。

 

永守会長は、
関さんが日産の社長になると思っていそうですが、
ならないことが分かると、猛攻撃!

冒頭の言葉で口説き落としたのです。

 

やはり、

言葉を持っている人は強いですよね。

 

日本電産の現在の売上高は
約1兆5千億円。

それを、

「10兆円を一緒にやろう!」

これは夢がありますよね。

 

これが、

「年収はいくらで…」

なんて

誘い方をしていたら、
おそらく引き受けなかったでしょう。

 

人間を動かすのは、

やっぱり

”言葉”

なんですよね。

 

たとえば、

いまでは
誰もが知っている東京ディズニーランド。

 

でも、

約40年前は
誰も知らなかったわけです。

 

開園にあたり人材を募集するも、
なかなか人が集まらない…。

いまでは
働きたい職場のひとつですが、
ディズニーランドを知らない人たちからしたら、

単なる”遊園地”

ですからね。

 

その当時は、

大卒の人が
自ら進んで遊園地に就職するような
状況ではなかったんです。

 

そこで、

東京ディズニーランド誘致の
プロデューサーであった堀貞一郎さんは、
言葉をつくりました。

 

それが、

「私たちは、絶えることのない、
人間賛歌の聞こえる広場をつくる」

です。

 

「人間賛歌の聞こえる広場づくりを一緒にやろう!」

これを熱く語り、
人材を集めたのです。

 

その当時、

ほとんどの日本人が知らなかった、
見たことがなかったものをつくる。

 

しかも、

絶えることのない、
永遠に続いていくだろうものをつくる。

これは…、

 

 

夢がありますよね!

 

ということで、

経営者は特にですが、

”言葉を持ちましょう”

 

同じことを言っていたとしても、

「あの人が言うと、なんか違う…」

って、ありますよね。

 

人間は、言葉によって動く。

人を動かす言葉を持つためには、
まずは、人の言葉に注目してみましょう。

 

いろいろな言葉を吸収することで、
それが自分の中で咀嚼され、
やがて、自分なりの言葉になるはずです。

 

 

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