コストカットに必要なもの。

カルロス・ゴーン氏の
有価証券報告書虚偽記載の問題発覚以来、
経営危機が続いている日産が、 

内田誠新社長を迎え、
新体制でのスタートを切りました。

 

内田新社長は、

「覚悟を持って経営にあたる」

とコメントし、
経営再建への意欲を示しました。

 

また、

「いっさいのタブーなく、経費削減を行う」

コストカッターと呼ばれた
あの人を彷彿させるようなコメントも
していました。

 

確かに
経営危機にある会社で

まずやれること、

やるべきことは、

経費削減・コストカットであることは
間違いないです。

 

JAL破綻時に救世主となった
稲盛和夫さんも、
コスト意識、コスト管理を徹底しました。

 

しかし、

基本的に、
経費削減・コストカットは
気分が明るくなるものではありませんよね。

 

もちろん、

節約を楽しめる人もいますが、
これは以外と難しいです。

 

ということで、

一般的には、

経費削減・コストカットを行なっている会社は、

どうしても…、

社内が暗くなりがちなんですよね。

 

そこで、

経費削減・コストカットをやる場合には、

”前向きになれる何かとセット”で

行う必要があるのです。

 

たとえば、

「V字回復して、売上10倍!
伝説をつくり、
ハワイで祝勝会をやるぞ!」

みたいなことでもいい。

 

経費削減・コストカットした先に
何があるのか?

明るい何かとセットにしなければ、
なかなかうまくいかないと思うのです。

 

JAL破綻時の稲盛さんの場合は、

"フィロソフィー"

ですよね。

 

哲学を使って
前向きになれるようにしたわけです。

 

この明るい何か、
前向きになれる何かが、
日産にはあるのでしょうか?

 

報道されている内容からは、
ちょっと読み取れませんでしたが…、

経費削減・コストカットだけでは、
利益は出ても、
その先の回復までは…、

なかなか難しいと考えています。

 

果たして、日産のV字回復はあるのか?
注目しましょう。

 

 

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