転勤を成功させる方法。

三井住友海上保険には、
転居を伴う異動がない

「地域社員」

という制度があります。

 

ある意味、

会社員の宿命でもある

転勤には、

子どもの学校や、
親の介護など、

いろいろな問題がつきまといますからね。

 

最初から、
その転勤がないとなれば、
安心して働けるというメリットがあるわけです。

 

しかし…、

物事には必ず両面があります。

メリットがあれば、
デメリットもあります。

 

デメリットのひとつは、
勤務地が限定されているため、
ポストが限られている。

 

つまり、

出世しにくい環境になりやすい、
ということなんです。

 

出世というと…、

なんだか、
ちょっといやらしい感じがするかもしれませんね。

 

言い方を変えれば、

活躍の場が少ない、
仕事のやりがい、働きがいを保ちにくい環境、
ということです。

 

そこで、

三井住友海上保険では、
地域社員の選択肢を増やすことで、
このデメリットの解消に努めていますが、

そのひとつが、

「ワイドエリア地域社員」

です。

 

全国を10ブロックに分け、
ブロック内や、
隣接地域内での異動ができる
制度を設けたのです。

 

この「ワイドエリア地域社員」の場合は、
当然ながら、
転居が伴う異動もありますが、

”赴任期間が3年”

に限定されています。

 

3年後には、
元の地域社員に戻れるということで、
安心して、新たな活躍の場に異動できるわけです。

 

ということで、

この、

”期間限定”

そして、

”戻れる場所がある”

というのは、
頑張れるひとつの要素なんですよね。

 

私のお客さまの中にも、
海外展開にチャレンジするところがあるのですが、

そこでも、

”3年間は、とにかく頑張ってみる”

期間を区切ってのチャレンジを計画しています。

 

3年間頑張って、
もしダメだったら、一時撤退。

仕切り直すことを決めています。

 

そのためにも、

”戻れる場所があること”

つまり、
国内事業をしっかりとしておくことが
大切なんですよね。

 

中には、

国内事業は休業して、
海外一本に絞る。

いわゆる、

”背水の陣で臨む”

という考え方もあると思います。

 

戻れる場所があるということは、
甘えにつながる面もあるからですが、
この考え方も正解だと思います。

 

しかしながら、
海外に集中するためには、

”集中できるだけの環境を整えること”

も重要なんですよね。

 

言葉を選ばずに言えば、

”お金”

です。

 

お金の心配をしながら、
海外に集中するよりは、

お金の心配をせずに、
海外に集中した方が
成果は出しやすいと思うのです。

そのためには、
国内事業が重要なんです。

 

ということで、

人間が頑張れる要素のひとつには、

”期間限定”

そして、

”戻れる場所がある”

があります。

 

もし、

転勤制度がうまくいっていない、
海外展開に躊躇している、

そんなことがあれば、
この要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

終わりが見えない恐怖、
戻れない恐怖、

これは誰にでもあるものです。

 

もちろん、

私にも…(汗)

 

 

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