”想定できる想定外”を越える。

49年ぶりのJR山手線の新しい駅
「高輪ゲートウェイ駅」

 

2020年3月にオープンした
「高輪ゲートウェイ駅」は、
JR東日本曰く

”未来の駅”

いろいろな最先端技術を
導入していくようです。

 

その最先端技術のひとつが、

”無人コンビニ”

カメラと人工知能を駆使して、
無人での買い物を可能にしています。

 

とはいえ…、

まだまだ課題は多いようです。

 

たとえば、

人が2~3人固まってしまうと、
誰が商品を取ったのかの正確性が落ちたり、

Aさんが棚から取って、
Bさんに渡した場合には、
Aさんの買い物になってしまう、

といった現象も起きるようです。

 

そんな課題もある、
まだまだ完璧とはいえないシステムを
オープンさせたはわけですが、
その背景にあるのは、

”データ収集”

 

無人コンビニをつくるにあたっては、

”想定できる想定外”を、

もちろん試しています。

 

たとえば、

カメラに見えないように
商品をポケットに入れる、

一度取った商品を、
元の棚に戻さない、

一個取ったように見せて、
二個取る、

 

などなど、

いろいろ試しているわけですが、
実際には、
想定していないことが
必ず起きるんですよね。

 

だから、

完璧になるのを待っていたら、
いつまで経ってもオープンはできないわけです。

完璧を待つよりは、
ある程度のところでオープンする、
この方がよっぽど重要なんです。

 

実際にオープンすれば…、

”想定していた想定外”を越える動きをする人が
必ず出てくるからです…(笑)

 

その生きたデータを、
システムに組み込み、
バージョンアップする。

 

これを繰り返していくことで、
システムの完成スピードは、
一気に早くなるわけです。

 

システム研究者の頭の中だけで考えていても、
完璧なシステムは
なかなか出来ないんですよね。

 

ということで、

何事においてもそうですが、
完璧になるのを待っていたら、
物事は先に進みません。

 

ある程度のところでリリース。

そして、

問題点を修正して
バージョンアップしていく。

これが一番の近道です。

 

だからといって、
粗悪品のリリースはダメですよ!

ある程度のところまでの
完成度は必要です。

 

そのある程度が、

”想定できる想定外”

ここまでは対応できるようにしておくことです。

 

ということで、

無人コンビニ、行ってみようかな?

そのときは…、

想定外の動きを…、

 

 

 

私はしませんよ!(笑)

 

 

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