アポロチョコレート、食べたことありますか?

 

私は…、

 

こう見えて(!?)
実は、”甘いもの好き”なんですよね。

 

ケーキに、プリン、アイス、

そして、

定番のチョコレートまで。

 

甘いものなら
何でもイケますので、ぜひ差し入れを…、

お待ちしております!

 

おっと、

そんな話がしたいわけではなく(笑)、

チョコレート菓子の大ロングセラー、
明治の「アポロ」について、
今日は取り上げたかったのです。

 

明治の「アポロ」

おそらく、
みなさんも、
一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?

 

その「アポロ」が今、
密かに大ヒットしているのです。

 

その理由は…、

 

 

昨年2019年に
発売50周年を迎えたことを機に、

"大人化計画"

という取り組みを行ったことです。

 

子供菓子からの脱却。
大人向けの商品開発に力を入れたんですね。

 

まずターゲットにしたのは、

"子どもの頃に、アポロを食べたことがある人"

でした。

 

懐かしさと新しさ、

昔を思い出してもらいつつ、
大人になったいまだからこその「アポロ」

 

ということで、

 

宇宙をイメージした
「宇(そら)アポロ」

濃い味を実現した
「大粒アポロ濃とろ苺」

 

さらに、

 

オフィスでの需要を見込んだ
「アポロマイスタイル」

など、

大人向けの商品を開発したのです。

 

すると…、

子どもの頃に食べた「アポロ」との
食べ比べという新たな需要も生み出し、
定番の「アポロ」まで売れるようになったのです。

 

要するに

経営学者ピーター・ドラッカーがいうところの

"機会の追求"

これをうまくやったということですよね。

 

機会の追及には
いろいろなパターンがありますが、

今回は、

"既存のお客さまに、新しい商品を売る"

つまり、

”子どもの頃、アポロを食べていた人に(既存客)、
大人向けの商品を売る(新商品)”

ということですよね。

 

さらに、

大人向け商品の購入が、懐かしさを喚起し、

”既存のお客さまに、既存の商品を売る”

つまり、

”子どもの頃、アポロを食べていた人に(既存客)、
子供の頃に食べていた定番アポロを売る(既存商品)”

需要の掘り起こしに成功したわけです。

 

ということで、

”機会の追及”

これは、
とても大切な考え方です。

 

・既存のお客さまに、既存の商品を売る。

・既存のお客さまに、新しい商品を売る。

・新しいお客さまに、既存の商品を売る。

・新しいお客さまに、新しい商品を売る。

 

顧客ターゲットと、商品の組みあわせを
どう考えるのか?

 

上記のパターンを前提に考えることで、
やるべきことがハッキリしてきます。

 

オススメなのは、

”既存のお客さまに、既存の商品を売る”

です。

 

なぜなら、一番コストが掛からないから。

新規顧客の獲得コストは、高い!
宣伝せずに、お客さまが増えることはないですからね…。

 

つまり、

”一度のお客さまを大切にする”

ということ。

 

一回買ってくれた人を、一生のお客さまにする、

これぐらいの気持ちが必要なんです。

 

そうでなければ、

”既存のお客さまに、既存の商品を売る”

こんなこと、
とても出来ません。

 

いつでも大切なのは、
既存のお客さま。

新規のお客さまばかり大切にするようでは
いけないんですよね。 

 

あなたのビジネスでも、

”機会の追及”

これを考えてみましょう。

 

 

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