利益の考え方。

「お菓子のデパートよしや」を運営する
吉寿屋(よしや)の特集をテレビで観ました。

 

吉寿屋は、
関西を中心にお菓子の小売・卸売業を展開している
会社で、店舗は99店舗、年商は116億円。

 

これだけでもスゴイのですが、
さらにスゴイのが…、

 

 

 

何と…、

 

 

 

創業以来、
50年以上も赤字を出したことがない!

ホント、素晴らしいですよね。

 

その秘訣は、
大きく分けて2つ。

ひとつ目は…、

 

 

 

”朝が早い!”

創業者の神吉武司さんは、

「朝早い会社ほど業績がいい」

そう語っています。

 

これについては、
多くの経営者が同じことをいっていますよね。

 

単純に考えても、
朝のスタートが早ければ、
それだけ、多くの時間を仕事に使えます。

 

そして、

朝は、

”誰にも邪魔されない”

電話も鳴らないし、
スタッフから声を掛けられることもない。

仕事に集中できるわけです。

 

その昔…、

”午後ゆっくり来て、すぐに帰る…”

ある有名社長のドキュメンタリーを
テレビで観たのですが、

その会社は…、

 

 

 

数年後…、

 

 

 

”潰れました…”

やっぱり、

働かないと…、ダメなんですよね…。

 

そして、

2つ目が、

”従業員を大切にする” 

 

吉寿屋では、
ボーナス以外に、
年間約7,000万円を
社員に還元しているのです!

 

これについて、
神吉社長は、
次のように語っています。

 

「利益は社員が儲けたお金。

それを、

会社のお金と思うか、
社員のお金と思うか、

この違い」

 

具体的な考え方は、

利益の半分は税金。
残り半分を3等分して、

・社員還元

・内部留保

・先行投資

 

つまり、

利益の6分の1を社員に還元しているということです。

 

還元の仕方は、

特別な成績を収めた社員に報奨金を払うのはもちろん、

学費の掛かるお子さんがいる場合の教育費補助制度、

ジャンケン大会で商品をプレゼント、

あみだくじで商品をプレゼント、

 

などなど、

社員が、

働きがいを感じることができて、

有り難い、

 

そして、

何より楽しい、

こんな気持ちになる還元をしているのです。

 

それは…、

社員は辞めないですよね。

 

当たり前ですが、
長く働いてくれる社員が多ければ多いほど、
その会社は安定します。

 

そのために必要なことは、

”利益は誰のものか?”

ここの考え方です。

 

神吉社長のような考え方をできる人は…、
なかなかいないんですよね。

 

実際に儲かりだすと、
私利私欲との戦いなんです。

 

これに勝つには、
相当の覚悟が必要です。

自戒を込めて…。

 

ということで、

50年以上も黒字。
リストラ、給与削減を1回もしていない吉寿屋の考え方は、
とても参考になります。

 

”利益とは何なのか?”

これについて、いま一度考えてみましょう。

 

 

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