オリジナリティの出し方。

”どこに行っても変わらない”

 

いい意味で、
安定感のあったコンビニですが、

それがいま、
変わろうとしています。

 

最大手のセブンイレブンが、
全国統一の店づくりから、

現場の裁量を活かせる方法に
転換しようとしています。

 

全国統一の店づくりは、
安定感を生む反面…、

 

 

 

”面白味がない”

というデメリットも
同時に生まれてしまいます。

 

話はちょっと変わりますが、

私は、

約10年間、
専門学校で講師をしていました。

 

その専門学校では、

”教えるためのマニュアル”

 

これが
ありませんでした。

 

理由は、

”金太郎飴のような講師はつくりたくない”

から。

 

金太郎飴といえば…、

 

 

どこを切っても

”同じ顔が出てくる”

 

これだと、
講師それぞれのオリジナリティがなくなり、
面白くない。

 

でも、

その専門学校では、
”振替制度”というものがあり、

同じ講座なら、
全国、どこの学校で受けてもOKでした。

 

ということは、
マニュアルがないとはいえ、

”教える内容は同じでなければならない”

という”しばり”があるのです。

 

つまり、

何もかも好き勝手にやらせるのではなく、

”最低限のルールがある”

 

専門学校の場合であれば、

・1回で進む範囲、カリキュラムは統一する。

・使用する言葉を統一する。

・解答手順は統一する。

などです。

 

これら最低限のルールを設けて守らないと、
生徒さんが、違う学校へ振り替えたときに、
その授業についていけなくなってしまいます。

 

ということで、

自由裁量権を与えるときには、
すべてを好き勝手にやらせるのもひとつですが、

”最低限のルール”

 

これを設けた方が
うまくいきやすいと思っています。

 

その最低限のルールを守ったうえで、
それぞれのオリジナリティを出していく。

 

やってみると分かりますが、

”何もかも好き勝手にやっていいよ!”

 

これだと…、

かえってやりづらいんですよね…。

 

ということで、

最低限のルールを守りながら、
創意工夫をして
オリジナリティを出していく。

 

ある程度の”しばり”があることで、
人間というのは考えられる生き物だと思うのです。

 

変わっていく
セブンイレブンの店づくりにも
注目しましょう。

 

 

↓クリックして頂けると嬉しいです!(ランキングに飛びます。ご協力ありがとうございます。)


社長ブログランキング

 


にほんブログ村

 

 

<無料>のメルマガでは、ブログでは書けない情報も公開しています!
経営が楽しくなる "ちょっとした差” 教えます。

”2作連続、Amazon<総合>ランキング1位獲得著者”
税理士・社外CFOパートナー村田栄樹の<経営メルマガ>
https://brutality-ex.jp/fx38664/iroha001

 

 

 

一緒に、よりよい経営を目指してみませんか?


おすすめの記事