正しいコスト削減。

東京ディズニーランドを運営する
オリエンタルランドは、

コロナショックによる業績悪化で
人件費を大幅に削減するとのこと。

 

在籍する数百人のダンサーには、
来春まで仕事はないと伝えるとともに、

イベント再開時には、
能力次第で復職できる可能性を伝えた。

 

つまり、

実質、クビということですよね…。

 

アルバイトに対しては、
平均賃金の8割程度支払ってきた休業補償を
6割程度に減らす。

 

そして…、

 

もちろん、
役員報酬も減額。

 

この6月には、

代表取締役が30%減、

取締役が20%減、

この方針を発表していましたが、
もう一段階削減するとのこと。

 

ということで、

企業の一番大きいコストは、

”人件費”

 

パレートの法則で、
コスト削減は、
大きなものから手を付けるのが鉄則です。

 

もちろん、

電気をこまめに消すとか、

コピー用紙を無駄にしないとか、

そういったことも大切ですが、
効果という点では、
薄いんですよね。

 

企業が苦しいときには、

”人件費の削減をする”

これは
やむを得ないことなんです。

 

しかし、

間違えてはいけないことがあります。

 

それが、
削減する順番です。

 

まず、
いの一番に削減するのは、

”役員報酬”

 

社長をはじめ、
役員の報酬をカットするのです。

 

役員にとっても、
今回のコロナショックは、

”どうすることも出来ない”

これが現実だと思います。

 

だからといって、

”社長に責任はない”

これは
通用しないんですよね。

 

社長専門コンサルタントの一倉定さんは、
社長の責任について
次のように語っています。

 

「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。

 ”社長が知らないうちに起ったことでも”

すべて社長の責任なのだ」

 

ポイントは、

”社長が知らないうちに起こったことでも”

ここです。

 

代替わりなどで、
社長交代があった後、
過去の不祥事が発覚することがありますが、

そのときに、

「私が就任する前の話なんで…」

そんな言い訳をするような人は、
社長にはなれない…、

 

というか、

社長になってはいけない人なんですよね。

 

厳しい言い方ですが、
社長になるということは、

 

コントロールできること、できないこと、

”すべてに責任を持つ”

ということなんです。

 

ということで、

天下のディズニーランドでも
経営状況が厳しい世の中です。

 

私を含め、
中小企業経営者には
もっと厳しい現実があると思いますが

”すべて自分の責任”

 

この意識を持っているかどうかで、
乗り切れるかどうかが決まると思っています。

 

他責の人では…、

 

今回のコロナショックを乗り切るのは
難しいでしょう。

 

まずは、

”社長自らが身を切ること”

 

指揮官先頭で
その姿を見せることが重要なんです。

 

間違っても、

”最後に身を切る…”

なんてこと、
してはいけませんよ!!!

 

 

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