丁寧から生まれるもの。

事務所には、
毎日、
たくさんのDMが届きます。

 

最近は、
宛名が印刷されているものが多いのですが、

たまに、
手書きのものがあります。

 

失礼ながら、
ほとんどのDMはスルーなんですが…(汗)、

手書きのものだと、
やっぱり
一瞬、手が止まりますよね。

 

いまの時代、
手書きというだけで、
ある意味、差別化できているわけです。

 

しかし…、

 

手間のかかる手書きでも、
逆効果の場合があります。

 

それが…、

 

”なぐり書き”

字がうまい、下手の問題ではなく、

単純に、

”心がこもっていない”

 

明らかに、

「書かされてるなぁ…」

そんな光景が目に浮かぶものがあります…。

 

しかも、

手書きのものには、
ご丁寧に、
名刺が同封されている場合が多いのですが、

役職が付いてるんですよね…。

 

自分のことは棚に上げて言いますが…、

 

「これで出世できるのか…」

 

そう思ってしまいます…(再び汗…)

 

まぁ、

部下に書かせているのかもしれませんが、

それでも、

 

”ノーチェック”、

あるいは、

”指導が出来ていない”、

 

ということですから、
企業姿勢に疑問を持つことに
変わりはありません。

 

ということで、

せっかくの手書きでも、
逆効果になることがあるのです。

 

つまり、

大切なことは、

”仕事は丁寧に”

ということ。

 

いい加減にやっている仕事は、
やっぱり、
お客さまには伝わりますよね。

 

仮に、
そのときは問題なかったとしても、
何年かして、
ブーメランのように帰ってくるはずです。

 

イメージとしては、
欠陥住宅みたいな感じですかね。

 

パッと見は問題なくても、
丁寧に仕事をしていませんから、
何年後かにボロが出る…。

 

最近でも、
手抜き工事の欠陥が見つかり、
債務超過に陥ってニュースになった
賃貸アパート大手がありましたよね…。

 

その昔、

「いい仕事してますね~」

という言葉が流行りましたが、

いい仕事は、
雑からは生まれません。

 

いい仕事は、

”丁寧から生まれる”

 

なぐり書きのDMから、
改めて
そんなことを思いました。

 

 

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