家業から企業になるために必要なこと。

昨日は
大切なお客さまとの
打ち合わせ。

 

テレビ会議ではなく、
久しぶりの
対面での打ち合わせということで、
新鮮な気分になりました。

 

そのお客さまとの打ち合わせの中で、
こんな話になりました。

 


「帳簿と実際が合わないときがありましたが、
その後、現金の管理は大丈夫ですか?」

 

お客さま
「ご迷惑をおかけしました。
いままでは、1つの店舗しかなく、私自身が管理していたので
問題なかったのですが、

2号店をつくって、人に任せてから…、
ちょっとずさんになってました」

 


「立場上、ヘンなことを聞きますが…、

横領はされてないんですよね?

 

お客さま
「はい…、大丈夫だと思います」

 

 

ということで、

 

現金の管理というのは…、

企業にとっては、

というか、

社長にとっては、
永遠のテーマですよね。

 

社長自身が管理すれば、
その不安もなくなりますが、

現実問題として、
そこまでやる時間はない。

 

だからといって、

すべてを人に任せるのも…、

コワイ…。

 

では、

どうすればいいのか?

 

この答えはひとつではありませんが、
やった方がいいことがあります。

 

それは、

”チェックすること”

 

人に任せた場合には、
定期的にチェックをする…、

まぁ、

当たり前のことですよね。

 

ただ…、

 

現実的には、
そのチェックをする時間すら…ない…、

なんてこともありますよね。

それだけ社長は忙しいのです。

 

だから、

”チェックしているという姿勢を見せること”

これでもいいのです。

 

ちょっとしたスキマ時間に店舗を訪れて、
帳簿を確認する。

 

そして、

どれでもいいので、
支払いについて質問するのです。

 

「この支払いって、何の支払い?」

これは、
答えを求めているのではなく、

 

「あぁ…、社長はチェックしてるんだな…」

社員にそう思われればいいのです。

 

これをやるか、やらないか、

たったこれだけで、
抑止力になるんですよね。

 

人間というのは、

”魔がさす生き物”

どんな聖人君子であっても
魔がさすことはあるのです。

 

つまり、

”信頼しても、信用しない”

ということ。

 

その人物については信頼するものの、
その人物がやることについては信用しない。

 

仲間から犯罪者を出さないためにも、
社長には
その仕組みをつくる責任があるのです。

 

昨日のお客さまは、
家業から企業へと
脱皮しようとしています。

 

企業になるためには、
避けては通れない
重要なことなんですよね。

 

あなたの会社には、
仲間から犯罪者を出さない仕組みが
ありますか?

 

 

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