従業員は○○。

コロナ禍により
過去最大となる5,100億円の赤字が見込まれている
ANA(全日本空輸)。

 

4,000億円のコスト削減を目指して
航空機削減など、
様々な取り組みを行っていますが、

その中のひとつに、

 

”他社への出向”

があります。

 

その出向を受け入れた企業のひとつが、
家電量販店大手のノジマです。

 

どんな人材が出向の対象になっているのかは
分かりませんが、

 

航空業界 → 家電業界

まったくの異業種といっても
過言ではありません。

 

そのノジマの社長が、
野島廣司氏ですが、

母や弟との経営権争い、

 

いわゆる、

”お家騒動”の末、

社長になった人物でもあります。

 

一度はお家騒動に敗れた廣司氏ですが、
そのときの理由のひとつに、

”従業員を使う”

という発想があったことを挙げています。

 

廣司氏の力で、
ノジマは急成長しました。

 

「急成長させたのは自分だ!」

 

そんな自負もあり、

”誰もが自分についてくるだろう”

そう思っていたのですが、
結果はついてこなかったのです。

 

その当時は、

”従業員を家来のように使っていた”

 

従業員は業績についてきたのであって、
廣司氏についてきていたわけではなかったのです。

 

ということで、

社長になってからは、
考え方を180度変え、

”全員経営”

 

みんなのベクトルを合わせ、
みんなで経営するという方針にしたそうです。

 

そんなノジマだからこそ、

異業種の人材を受け入れても、
能力を活かせると判断したのでしょう。

 

”従業員を使う”

 

この発想だったら、
異業種の人材をどこまで活かせるのか?

ちょっと疑問ですよね。

 

従業員というのは、

業績がいいときには、
多少イヤなことがあってもついてきます。

 

でも、

会社がしんどくなってきたとき…、

 

真価が問われるのは
ここですよね。

 

お金についてきた従業員は、
お金がもらえなくなれば、
当然ながら離れていきます。

 

だから、

”お金以外の働きがい”

 

これを
従業員に与えることは
とても大切なんですよね。

 

そして、

そのときに重要なのが、

”社長の考え方”

 

自分だけ儲かればいい、

従業員を安く雇ってやろう、

自分だけはキッチリ休みを取ろう、

 

まさに、

”従業員は道具”

そんな考え方だったら…、

 

お金以外の働きがいなんて、
与えられるはずがありません。

 

ということで、

”従業員のことを、どう考えているのか?”

 

従業員は、
社長が思っている以上に、

”社長のことを見ています”

 

従業員は道具…、

そんな考えは、
すぐに見透かされますよ!

 

 

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