メニューの絞り方。

先日、
岡山桃太郎空港で
食事をしました。

 

いつも行っているレストランに
入ったのですが…、

 

”メニューが少ない…”

 

コロナ禍で
空港を利用する人が少ないからでしょう。

メニュー数を絞っていたのです。

 

通常メニューであれば、

当然ながら、
その分、
仕入れる食材も多くなります。

 

ですが、

そもそも

お客さんが少ないので、
無駄になる可能性が高い。

 

そこで、

”メニューを絞る”

 

これも

リストラのひとつの方法ですよね。

 

違う言い方をすれば、

”不採算部門からの撤退”

 

儲けが出ない部門からは撤退する、

という、

至極当然のことなんですが…、

 

これは…、

言うのは簡単、
実行するのは難しい…。

 

先程の
レストランのメニューであれば、

 

”人気メニューに絞る”

”調理時間から絞る”

”使う食材から絞る”

 

など、

比較的やりやすいのですが、

 

”ひとつのビジネスをやめる…”

この決断は
そう簡単にはいきません。

 

そこには、

”サンクコスト”

埋没費用があるからです。

 

「これだけ時間とお金を掛けたのに…、
ここで諦めるのはもったいない…」

 

この感情が
どうしても出てきてしまう…。

 

ギャンブルにお金をつぎ込んでしまうのも、
この心理が働くからですよね。

 

まぁ…、

分からなくもない…、

 

いや、

よく分かる心理ですが、
ビジネスでこれをやってしまうと、

ドツボにハマる…、

 

最悪、

倒産することも
十分に考えられます。

 

ということで、

不採算部門からの撤退に必要なことは3つ、

 

・数字で把握すること。

・第三者に、客観的な意見を聞くこと。

 

そして、

 

・未来を見ること。

 

サンクコストは、
あくまでも過去。

 

”いままで使ってきた時間とお金”

なんですよね。

 

そこには…、

未来はありません。

 

もちろん、

過去の積み重ねがあっての

”いま”

 

これは間違いないのですが、

その過去には、

 

”未来につながるもの”

”未来につながらないもの”

 

この2つがあるんですよね。

 

だから、

時には

断腸の思いで…”切る”

 

この決断も必要なんです。

 

経営者は…、

ホント、厳しい仕事です。

 

そんなことを、

レストランのメニュー数減少から
思いました。

 

 

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