トップの責任。

富士通は、

今年10月に発生した
東京証券取引所のシステム障害について、
社内処分を発表しました。

 

システム障害を起こした
東証の株式取引システム「アローヘッド」は
富士通が開発・設計しています。

 

処分内容としては、

 

時田隆仁社長が
4ヶ月間50%減俸、

古田英範副社長は
4ヶ月間30%減俸、

関連する役員についても、
4ヶ月間10~20%の
減俸処分にするとのこと。

 

その一方で…、

 

ある意味では、被害者でもある、
東証の宮原幸一郎社長は
引責辞任しています。

 

まぁ、

辞めることだけが
責任の取り方ではないので、
考え方は人それぞれです。

 

いずれにしても、

 

大切なことは、

”トップが責任を取る”

ということ。

 

もちろん、

今回の取引システムについても、

”社長がつくったわけではありません”

 

つくった人は別にいるわけですが、
社長が責任を取る。

 

この当たり前のことを
当たり前にやることが
とても重要なんですよね。

 

つまり、

社長になるということは、

”腹をくくる”

ということ。

 

”すべての責任を背負う”

この覚悟がなければ、
社長は務まらないのです。

 

さらにいうと、

この責任は、

”遡ります”

 

自分が社長ではなかった期間の不祥事が
遅れて表沙汰になることがありますが、

 

そのときも、

「私が社長ではなかったので…」

そんな言い訳をしてはいけない。

 

言いたいのを
ぐっと堪えて責任を負う。

 

社長というのは…、

 

楽しいばかりではないんですよね。

 

たとえば、

今回のコロナショックについても、
社長には
何の責任もないわけです。

 

しかしながら、

”責任を取らなければならない”

 

なかなか…無茶な話ですが、

”予想外のことを想定して、
準備しておく責任がある”

からです。

 

ということで、

役員報酬を大幅に減額している社長さんが
世の中にはたくさんいます。

 

私のお客さまにも、
役員報酬を貰うどころか、

社会保険料を引いたらマイナス…、

 

つまり、

会社に払っている社長さんもいます。

 

”責任を取る”という
当たり前のことを、
当たり前に出来ている、

 

そんな社長さんたちを見ていると、
ホント、頭が下がりますし、

応援していきたいと思う気持ちが
ますます高まっていきます!

 

”当たり前のことを、
当たり前にやる”

これって、大切なことですよね。

 

 

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