牛丼とスマホの共通点。

菅政権の目玉のひとつである

”スマホ料金の引き下げ”

 

ドコモが先手を打つ形で、

”20ギガバイト、2,980円”

を打ち出しましたが、

 

予想通り…、

 

ソフトバンクも
あとを追う形で
同じ料金体系を発表しましたね。

 

なぜ予想できたのか?

 

この流れ…、

私は思い出すことがあるからです。

 

それは、

何年か前の

”牛丼戦争”

です。

 

「吉野家」「松屋」「すき家」

牛丼を扱うお店が
低価格商品で競っていたときがありましたよね。

 

私たち消費者は、
知らず知らずのうちに

QPSの組みあわせで
商品サービスを選んでいます。

 

QPSとは、

Quality(クオリティ:品質)

Price(プライス:値段)

Service(サービス)

です。

 

このブログでも
何回か取り上げましたよね。

 

他社に比べて、
圧倒的なQやSがあれば話は別ですが、

そうでない場合…、

 

ライバルがPを下げたら、
こちらもPを下げないと
対抗することができないのです。

 

牛丼がまさにそうでしたよね。

 

誤解を恐れずに言えば…、

 

牛丼は、

どのお店で食べても
それほど大きな差はありません。

 

つまり、

QやSでは、
差がつけにくい商品なんですよね。

 

だから、

 

ライバルがP、
価格を下げたら、
自社も下げないと対抗できないわけです。

 

現に、

牛丼戦争のときには、
価格を下げなかった「吉野家」の業績は
悪化しました。

 

そして…、

今回のスマホ。

 

これも、

ある意味では、牛丼と同じ。

 

通話ができて、

ネットが使えて、

 

この点では、
どのキャリアを使っても、
それほど大きな差はないですよね。

 

つまり、

スマホも、
QとSでは
差がつけづらい商品ということです。

 

そうなると、
残るPで勝負するしかない。

 

だから、

ドコモの後を追うだろう…、

そう、予想できたわけです。

 

ということで、

今後注目されるのは、
auですね。

あとを追わないとなると…、

 

牛丼戦争のときの
「吉野家」になってしまうかも…。

結果は果たして…?

 

 

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