簡単だからいいとは限らない。

先週は、
新設法人のご相談がありました。

 

20歳代(!)の若い社長でしたが、

この不景気の中での起業、

なかなか見どころがあるな…、

 

なんて、

上から目線で思ってしまいました(笑)

 

その度胸もさることながら、
会計・税務に対する考え方も
素晴らしかったです。

 

どういうことか…?

説明していきましょう。

 

最近は、
AIの発達で、
会計処理が簡単になってきています。

 

通帳を自動で読み込んで…、

クレジットカード明細を自動で読み込んで…、

 

ほぼ自動で処理ができる、
そんな時代になってきています。

 

そのせいもあり、

最近では、

会計・税務に対する投資をしない、

 

極論すれば、

”税理士不要”

自分でやろうという人も
増えています。

 

税理士にとっては、
生きづらい時代になった…わけですが(涙…)

 

それはそれで、
素晴らしいことだと思っています。
(本心ですよ!)

 

自分で自分の数字を把握する、
これが出来れば一番いいことは
間違いないからです。

 

しかし…、

 

その自動でやった人たちが、
決算間際に駆け込んでくる…、

こんな現実があることも
忘れてはいけないことなんですよね。

 

”ほぼ自動で処理できる”

これは間違いないのですが、

 

”それが正しいとは限らない”

”その会計処理が、自社にとって最適とは限らない”

これらは別問題ということなんです。

 

たとえば、

”どの段階で、売上にするのか?”

これには、
いろいろな考え方があります。

 

商品・サービスを提供した日、

商品を発送した日、

相手が納品確認をした日、

 

この考え方ひとつで
企業業績も変わるし、
納税額も変わる。

 

つまり、

税理士不要とするのであれば、
それなりの勉強が必要、

ということなんですよね。

 

「自動で出来るから、それでいいや!」

これだと、

決算で慌てる確率が高い…、

 

先の相談者は
この辺りを理解していて、

”餅は餅屋”

最初からしっかりやりたいので…、

ということで

会計処理も含めて、
ご依頼頂きました。

 

繰り返しますが、

自分で出来るなら、
それに越したことはありません。

 

しかしながら、

そのためには、勉強が必要。

 

”時間は有限”

その時間を

勉強に充てるのか?

本業に充てるのか?

 

この辺りは、
その人の考え方、

言い方を変えれば、

”経営判断”

なので、

正解・不正解はありません。

 

ですが、

私としては、

”本業に充てた方がいい”

そう思っています。

 

すべてを自分自身でやるのは

現実的には…、

なかなか難しいですよね。

 

ということで、

若い経営者に刺激を受けたわけですが、
私も負けてはいられません!

まだまだ突っ走りますよ!!!

 

 

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