結果で判断する、ということ。

”ひとつの時代が終わった…”

生ける伝説・バレンティーノ・ロッシ選手が、
ついに、現役引退を発表しました。

 

といっても…、

 

分かる人と、分からない人がいると思いますが、
ロッシ選手は、MotoGP(バイクレース)界の
超スーパースター!

 

世界中にファンがいて、
どこの国のレース会場でも、
ロッシ選手のシンボルカラーである黄色で
埋め尽くされる。

 

人気だけでなく、

通算115勝、
表彰台獲得数は、235回、
9度の世界チャンピオンを獲得した
実力者でもあるロッシ選手。

 

そんな、
人気と実力を兼ね備えたロッシ選手も…、

 

”年齢には勝てず…”

現在42歳のロッシ選手ですが、
40歳を超えてからは、
レースで結果が出せなくなっていました。

 

”30歳の壁”

そんな言葉があるMotoGPの世界。

 

現在参戦しているライダーの平均年齢は、

”26歳8ヶ月”

中には、
ロッシ選手がレースで活躍しているとき、
まだ生まれていなかった選手もいるのです!

 

これを考えれば…、

 

40歳を超えても、
モンスターマシンに乗って、
レースをしていること自体、
かなりスゴイことなんです。

 

ロッシ選手が望めば、
来シーズンも現役を続けられる選択肢は
あったそうですが、
引退会見で次のように語っています。

 

「スポーツの世界は、リザルト(結果)がすべて。
やめるという決断は、悲しく、難しい決断だったが、
正しい決断だと思う」

 

これは、
ビジネスにおいても、
とても重要な考え方だと思います。

 

厳しい言い方になりますが、

”結果が出ないビジネスは、
ビジネスではない”

私たちは、時として、
結果が出ていないビジネスを、

ズルズル・ズルズル…、

続けてしまうことがあります。

 

いわゆる、

”サンクコスト”

「これだけ、時間とお金を費やしてきたんだから…」

そんな感情から、
やめるに、やめられない…。

この感情は、
誰にでもあることだと思います。

 

しかし、

ビジネスである以上、
大切なのは、結果。

 

”結果だけで判断できる”

感情を抜きにして、
冷静な判断力を持てるかどうか、
これが本当に大切なんですよね。

 

そのために必要なものは、数字。

”ビジネスの結果を測定できる数字”

これを持つことです。

 

この数字は、
会社によって違うと思います。

 

客単価、

来店者数、

ページビュー、

売上高、

粗利益、

…、

 

結果を測定する数字には
たくさんのものがありますから、

自社にとって最適な指標を定め、
しっかりと集計していくこと。

 

そして、

”その数字で判断する”

これが出来るようになると、
ビジネスは大きく飛躍するはずです。

 

ということで、

あなたのビジネスでは、
どんな数字を指標にしていますか?

もし、指標がなければ、
ぜひ考えてみましょう。

 

 

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