これって…、何屋さんなの?

突然ですが、クイズです!

「考えた人すごいわ」

「わたし入籍します」

「うん間違いないっ!」

これって、
何だと思いますか?

ちょっと考えてみてください。

 

カッチ、カッチ、カッチ…、

 

タイムアップ!

 

まぁ、
知らないと分からないですよね。

 

では、ヒント!

実はこれ、
店舗名なんです。

 

では、

何のお店でしょうか?
考えてみてください。

 

カッチ、カッチ、カッチ…、

 

タイムアップ!

 

まぁ、

ヒントがあっても
知らないと分からないですよね…。

 

答えは…、

 

 

 

パン屋さん!

上記以外にも、

「午後の食パン、これ半端ないって!」

などもあります。

 

ネーミングは、”インパクト”

一度聞いたら忘れない。

誰かに話したくなる。

ネーミングひとつとっても、
マーケティングの大事な要素なんですよね。

 

上記のネーミングは、
ベーカリープロデューサー岸本拓也さんが
手掛けたものなんですが、
スゴイのはウケ狙いだけではないとうことです。

 

ネーミングの裏側では、
綿密な計画があるんです。

たとえば、

「わたし入籍します」

 

この店舗は、
大阪府枚方市にあるのですが、
枚方市役所から徒歩3分の立地なんですね。

すぐに婚姻届けを出せるぐらい近いわけです。

 

そこで、

”毎日食べたくなる食パン”

という商品のアピールポイントを、

”食パンと結婚したくなる”

というコンセプトに置きかえて、
ターゲットである若い女性を引き付ける
ネーミングにしたということなんですね。

 

店舗には、
食パンに求婚される女性が描かれています。

 

ネーミングについては、

”何屋さんか分かるようにする”

という考え方もありますよね。

私はコレも正解だと思うのですが、
今回のパン屋さんの場合は、

「午後の食パン、これ半端ないって!」

以外は、
何屋さんかまったく分かりません。

 

しかしこれも計算ずく。

食パンは主にリピートで購入する商品というのが
データから分かっているそうで、
一度買ってもらえればいい。

 

一度買ってもらえれば、
良さが分かってリピートする。

あえて、
パン屋さんと分かるようなネーミングでなくてもいいんですね。

 

それよりは、
一度入ってもらえるインパクトの方が重要なんです。

事実、
どのお店も、毎日行列が出来ているようです。

 

ということで、

ネーミングって
ホント大切なんですよね。

 

岸本さんの話でありませんが、

先日、

たまたまネーミングの話になって、
名前を考えるコンサルタントの話になりました。

 

コンサルタントも、
ピンキリの世界ですが、
そのとき話題になったコンサルタントは
売れっ子だったのですが、

1つの名前を考えるコンサル料って、
いくらぐらいだと思いますか?

 

答えは…、

 

 

 

80万円!

 

これを高いと思うか、安いと思うか。

名前は、マーケティングの大事な要素のひとつ。

今回のパン屋さんのようになれば、
名前が勝手にひとり歩きして
お店を広めてくれるわけです。

 

そう考えたら、
高くない買い物ですよね。

 

いい商品・サービスなのに、
なぜか売れない…。

 

そんな場合は、
名前が悪いのかもしれませんよ!

 

たかが名前、されど名前、

コストを掛けてでも考えてみる価値は
十分にあります。

 

 

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