孫正義さんが見る、日本の企業経営者とは。

「あんまり真剣に考えていないんじゃないか」

 

これは、
日本の企業経営者に向けた、
ソフトバンクグループ会長兼社長の
孫正義さんの言葉です。

 

う~ん、

孫さんに言われると、
やっぱり刺さりますよね。

 

孫さんは、こうも言っています。

 

「多くの大企業には、
一獲千金を狙うたくましい経営者がおらず、
サラリーマン化している。

 

日々、店の切り盛りをしている八百屋さんの方が、
事業への執念がある。

 

自分の家業で頑張っただけ見返りがあり、
頑張らなかったら倒産するという危機感を
持っているからだ」

 

もちろん、
お金がすべてではありませんが、

”お金を稼ぐ”

という思考を持つこと。

これは、
とても大切なことなんですよね。

 

というのは、

お金を稼ぐ出発点は、
お客さまに買ってもらうこと。

 

つまり、
売上高が多くないといけないわけですが、

 

その

”売上高”というのは、
”社会との接点”なんですね。

 

売上高が多いということは、
それだけお客さまに支持されている。

 

言い方を変えれば、
お客さまのお役に立っているということです。

 

稼ぐためには、”売る”

売るためには、”お役に立つ”

お金を稼ぐというのは、
結果的に、世の中の役に立っている。

だから、稼がないといけないんです。

 

そんな私も、
稼ぎたいと思って事業を行っています(笑)

 

みなさんの多くもそうだと思うのですが、
世の中不思議なもので、

あまり売れなくてもいい、

そこそこでいい、

赤字でもいいという企業経営者がいるのも事実です。

 

もうちょっと正確にいうと、

あまり売れなくてもいい、

そこそこでいい、

赤字でもいいと、

”心の奥底では”思っている企業経営者がいるのです。

 

どういうことかというと、

誤解を恐れずに言えば、

それほど儲かっていない、

そこそこの状態というのは、

ある意味、”居心地がいい”ものなんですね。

 

そこそこの状態は、

仕事が忙しくなくていい。

自分は食べていける。

税金も少なくていい。

従業員も少なくていいから、管理しなくていい。

 

つまり、”楽”なんです。

 

だから、
それ以上、頑張らない。

 

というか、

 

頑張れない。

 

「もっと頑張って、事業を大きくしなきゃ!」

口ではそう言っているものの、行動が伴わない。
こんな経営者は、意外に多いと思います。

 

でも、
これは、人それぞれの考え方です。

 

”そこそこでいい”

これも、ひとつの考え方です。

 

しかし、

「もっと頑張って、事業を大きくしなきゃ!」

そう思っているのに、頑張れないのであれば、
それは問題ですよね。

 

冒頭の

「あんまり真剣に考えていないんじゃないか」

孫さんのこの言葉が、
グサッと刺さったのではないでしょうか?

 

ということで、

どうせなら、”真剣に取り組んでいきましょう”

 

孫さんが言うぐらいですから、
真剣に取り組んでいない経営者は多いはずです。

 

そんな中、
人よりも真剣に取り組んだら…、

 

頭一つ抜けるなんて、
簡単なことかもしれませよ!

 

 

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