企業信用調査会社の最大手「帝国データバンク」によると、
”潰れる会社”の社長、社員には、
次のような共通点があるとのこと。
<社長の傾向>
・数字に弱い。
・言動が派手で、大きい話が大好きである。
・人情味に厚い。
・明確な経営理念やポリシーがない。
・リーダーシップ、指導力に欠ける。
・業界動向に疎く、商品知識に欠けている。
・私生活において、よからぬ噂がある。
・社長以外の実権者が存在する。
<社員の傾向>
・挨拶、応対ができず、言葉遣いが乱れている。
・服装が乱れている、あるいは職場にふさわしくない。
・担当者が頻繁に代わる。
・従業員の増減が激しい、あるいは退職者の補充が追いついていない状況が続いている。
・自社の悪口や愚痴を言う社員が多い。
・会社の雰囲気が悪い。
まぁ…、
当たり前と言えばそれまでですが、
こんな社長、社員がいる会社では、
たとえ、潰れなかったとしても、
”成長はしませんよね”
いつも言うことですが、
会社は社長で決まります。
社長次第で社員は変わるものです。
私が思う危ない社長像は、
”明るく、元気で、大雑把で、見栄張り”
これは、
私の師匠でもある小宮一慶さんに教えて頂いたことでもあります。
明るく、元気で、愛想もいい。
言うこともデカい。
でも…、
実行はしない。
周りを振り回すだけ振り回して、
最後は投げ出す。
いわゆる”調子がいい”
こんな社長だと…、
周りは大変ですよね。
経営コンサルタントの一倉定先生の言葉にも、
「アイデア社長が会社を潰す」
というのがあります。
社長がいろいろとアイデアを出す。
これは、まぁいいとしても、
大切なのは、そのアイデアの考え方。
アイデアは絶対ではなく、
”仮説のひとつでしかない”
という意識が持てるかどうかです。
「オレが考えたアイデアだ。とにかくやれ!」
だと、うまくいくものもいきません。
もっと最悪なのは、
アイデアを出したことさえ忘れていること。
社員が何とか実現させようと、
一生懸命動いているのに、
相談に行ったら、
「何の話だっけ?」
これだと…、
社員のやる気がなくなるのは言うまでもありません。
振り回す系の社長についていこうという人は
基本的にはいないのです。
そして、”見栄張り”
これはさらに厄介ですね。
人間誰でもよく見られたい、よく思われたいものですが、
分不相応はいけません。
分不相応なオフィスを構える、
分不相応な車に乗る、
分不相応な服装をする、
などなど、
見栄張りは、必ずキャッシュがついていかなくなります。
これは、
「分かってはいても…」
ってやつで、
気をつけないといけないことです。
もちろん私も…。
ということで、
何千、何万、何十万社…、
たくさんの会社を見てきた「帝国データーバンク」の情報ですから、
冒頭の共通点には、当たり前のことではありますが、
説得力があります。
つまり、
簡単な話、
私たちは、
これの逆をやればいいわけですよね。
でも、
人間は、同じところで失敗をするものです。
冒頭の共通点は、
おそらくですが…、
何百年、
何千年前もいわれていたことだと思うのです。
頭では分かっている当たり前のことでも、
なかなか出来ないのが人間なんですよね。
だから、
当たり前のことと流さずに、
しっかりと確認することが大切です。
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