良い気を送り続ける。

ベビー用品大手のピジョン。

 

哺乳瓶の国内シェアは約8割、

とはいえ、

日本は少子高齢化…。

 

ということで、

早くから海外進出を果たし、
今では売上高が1,000億円超!

 

国内市場の先細りが見える中、
あえてベビー用品にターゲットを絞り込む戦略で
成長してきたのです。

 

その成長を支えてきたのが、
会長の山下茂さんですが、
そのリーダー論はとても参考になります。

 

山下茂さんのリーダーの在り方は、
単純な4つの言葉。

 

それが、

1.気

2.速度

3.工夫

4.熱意

です。

 

中でも、”気”
これはとても重要なことだと思いました。

 

気とは、コミュニケーション。
コミュニケーションは、”気の交流”である。

 

「この人、苦手だな…、好きじゃないな…」

これって、何となく相手に伝わっちゃいますよね。

 

”気は、言葉にしなくても伝わるもの”

だから、

山下さんは、社員に対して、
どんな時も良い気を送り続けることを意識しているそうでうす。

 

ここで勘違いしてはいけないのは、

良い気を送る = ”甘やかす”

ではないということ。

 

良い気には、

安らぎや安心感だけでなく、

”いい意味の緊張感”もあるはずです。

 

仕事仲間は、仲良しグループではありません。
お互いが切磋琢磨できる環境が大切なんです。

そのためには、厳しいところも必要なんですね。

 

社長が入ってきたら…、

 

ピリッとする、

安心する、

やる気が湧く、

 

あるいは、

 

気分が沈む、

警戒する、

失敗を恐れる気持ちが湧く、

 

社長が入ってきたときの、
社員の反応として、どちらの反応が望ましいでしょうか?

答えは言うまでもありませんよね。

 

そして、
忘れてはならないのは、
これらの反応を生んでいる元は、

”社長にあるということ”

社長がどんな気を発しているかが影響しているんですよね。

 

どうせなら

”良い気”を発して、社員に”良い仕事”をしてもらう。

そのためには、まず社長自身が変わらなければなりません。

 

ちなみに、
残りの3つのキーワードは…、

 

速度…スピード経営。

工夫…自分たちで考えて人のやっていないことをやる。

熱意…仕事にかける熱い想い。情熱。

ということです。

 

人それぞれリーダー論・リーダーの考え方があります。

ですが、

言葉は違えど、大事なところは共通していますよね。
本当に大切なことは、今も昔も変わらない。

 

だからこそ、

先輩経営者や、偉大な先人たちの言葉が
力になるんですよね。

 

 

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