「グランメゾン東京」に見る経営のポイント。 その3

TBSドラマ「グランメゾン東京」

 

私は、

このドラマを

”経営ドラマ”

として観ています。

 

経営に役立つポイントがたくさんあるんですよね。

ということで、

今回は、その第三弾!

※バックナンバーはこちら!
第一弾第二弾

 

第4話を観ていない人は
ネタバレしますのでご注意ください。














フレンチレストラン「グランメゾン東京」

 

第4話では、
プレオープンの日を迎えました。

 

そのプレオープンの日に
沢村一樹さん演じるギャルソン・京野陸太郎の
こんなセリフがありました。

 

「最高の料理と、最高のサービスを、いつも通りに。

さぁ、行こう!」

 

この、”いつも通りに”

これが、とても大切なんですよね。

 

「練習は本番のように、本番は練習のように」

という言葉があるように、

 

この、”いつも通りに”の言葉の裏には、

”しっかり準備してきたから大丈夫!”

という意味が隠れているわけです。

 

つまり、

しっかり準備する社風があるということなんですよね。

 

「まぁ…、こんなもんでいいか…」

そんな社風の会社では、

「いつも通りにやればいい」

なんて言葉は出てきません。

 

だって…、

いつも通りにやったら、
失敗する可能性もあるからです。

 

チャンスの対の言葉は、”準備”

チャンスを掴むためには、
それ相応の準備が必要なんですよね。

 

あとは、

木村拓哉さん演じる尾花夏樹に反発しながらも、
どこか反発し切れない、
玉森裕太さん演じる若きシェフ・平古祥平。

 

その平古シェフに、
京野さんが言ったセリフが、
また大切なんです。

 

「尾花が言ってたよ。
キッシュが断然おいしくなったって。

祥平が改良したキッシュ。
アーモンドはいいアイデアだって」

 

このポイントは、

”間接的に褒める”

というところです。

 

本人に直接褒められるのも、
もちろんうれしいものですが、

間接的に褒められるのは、
もっとうれしいんですよね。

 

なぜなら、

第三者に言ってくれた言葉は、
より信頼性があるからです。

 

直接の場合は、

やる気を出させるために褒めているのかも…、

励ます意味で褒めているのかも…、

もしかしたら…、
気遣ってくれているのかな…、

 

なんて、

余計なことを考えてしまうときがありますが、
第三者に言うのであれば、そんな気遣いは無用。

本音で褒めてくれていると思えるんですよね。

 

だからと言って、

何でもかんでも間接的に褒めればいい、
という話ではありません。

 

”誰かに話したことは、周り回って伝わる”

これを肝に銘じておくというということです。

 

褒めたことも、

愚痴ったことも、

陰口も、

すべては伝わると思って発言することです。

 

間接的に褒めると効果が大きいように、

愚痴や陰口の効果も大きい。

もちろん、”マイナス”の効果です。

 

みなさんも、
多かれ少なかれ…、

経験ありませんか?

 

愚痴や陰口を間接的に聞くと、
よりイヤな思いをしますよね。

 

本人はそんなつもりで言っていなくても、
誤解されて伝わる…、

なんてことも、よくある話です。

 

だから、発言には注意が必要なんです。

特に、上に立つ者は、より気をつけなければなりません。

 

発言ひとつで、

社内が活気づくこともあれば、
険悪になることもあるのです。

 

ということで、

まとめると、

”いつも通りに”のためには、きちんと準備できる社風が必要。

 

”誰かに向けて発した言葉は、必ず伝わる”

間接的に褒める、間接的に愚痴る、
どちらもパワーが増すので、発する言葉に注意する。

ということです。

 

あなたの会社ではどうですか?

上記をチェックしてみてくださいね。

 

「グランメゾン東京」に見る経営のポイント。

次回の第4弾もお楽しみに(笑)

 

 

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