相手の商品、知ってますか?

「相談があるんですが、お時間頂けませんか?」

 

お客さまでない人から
こんなメールをもらうことがあるのですが、

これが…、

 

 

結構やっかいなんです。

 

私たち士業や、コンサルタントにとって、
相談を受けるのは、”本業”

 

しかし…、

 

相談したい人にとっては、
そこがなかなか分からない…。

 

「ちょっと話を聞いてみて、
何かあったら仕事を依頼しよう」

 

悪気はなく、
そんな風に考えている人が
多いのです。

 

ですが、

 

繰り返しますが、
相談を受けることは、
私たちにとっては、”本業”

 

言い方を変えれば、

 

”知識が商品”

 

だから、

有料になる旨、
メールを返信するのですが、

だいたいは…、

 

 

音信不通になりますね…(笑)

 

逆に、

有料でもお願いしてくる人は

”本気の人”

 

アドバイスさせて頂いたことを
しっかりと実行し、
着々と前に進んでいく人が多いです。

 

ということで、

何が言いたいのかというと、

”相手の商品は何なのか?”

これをしっかりと考える、
ということです。

 

たとえば、

私自身も
弁護士や、司法書士、社会保険労務士など、

他の士業の方に相談することがありますが、
そのときは、
必ず相談料について触れています。

 

私自身そうなんですが、

お金の話は…、

なかなか切り出しにくいですよね。

 

相談料について触れずに
メールをすると、

私と同じように
先方の方は…、

 

 

悶々とするはずです…。

 

ということで、

”相手の商品は何なのか?”

これを考えたうえで行動することは
とても大切なことです。

 

しかしながら…、

 

”知識が商品”

このことは、
なかなか…、

理解されにくいですよね。

 

ほとんどの方は、
悪気なく、タダだと思っています。

 

その昔…、

まったく知らない人が電話してきて、

 

「やり方だけ教えてください。自分でやるので」

 

タダでやり方だけ聞こうとした強者もいましたが、

まさに、

”知識はタダ”

そう思っている表れですよね。

 

私はその人に言いました。

 

「それは、ケーキ屋さんに行って、
ケーキの作り方だけ教えてください。
自分で作るのでタダでいいですよね?」

 

そう言っていることと同じですよ…と。

 

形ある商品なら
それが非常識であることが分かるのですが、

形のない知識になると…、

途端に分からなくなるんですよね…。

 

とはいえ…、

 

私自身も
この商売をしていなければ
気がつかなかったことかもしれません。

 

”相手の商品は何なのか?”

気をつけたいポイントですよね。

 

 

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