リスクなきところに、勝利なし。

「トップ集団のライダーが、
みんなピットに入っていくのが見えて、
このまま行こうと決めたんだ」

 

これは、
MotoGP(バイクレース)の第11戦、
オーストリアGPで優勝した
ブラッド・ビンダー選手の言葉です。

 

今回のレースは、
天候が鍵を握っていました。

 

ドライでスタートしたレースは、
徐々に天候が悪化。

レース中盤には、
ポツポツと雨が降り始め、

終盤には
ドライタイヤでの走行が難しいぐらいの
雨量となりました。

 

そして…、

 

残り4周、

トップ集団は、
レインタイヤのマシンに乗り換えるために
ピットインを選択したのです。

 

これは、
なかなか難しい選択ですよね。

 

残り4周、

走り切れなくもないが、
転倒するリスクも大きい。

 

かといって、

ピットに入れば、
その分、時間をロスし、
順位を落とす。

 

難しい選択の中…、

 

トップ集団は
安全を取ってピットイン。

しかし、

トップ集団の後ろを走っていたビンダー選手は、
そのままステイ。

危険が伴うドライタイヤでの走行を選択したのです。

 

これは、
どちらの選択も正解です。

正解・不正解はありません。

 

ただ、確実に言えることは、
ビンダー選手が勝つためには、
危険を取るしかなかった。

これだけは言えます。

 

そして、

ビンダー選手は、危険を乗り越え、
見事に優勝!

ラストラップは、
ブレーキがまったく効かず、
かなり危険だったみたいですが…。

 

ということで、

”リスクなきところに、勝利なし”

素晴らしい勝利でしたが、
勘違いしてはいけないポイントがあります。

 

それは、

”リスクを取ることと、無謀とは違う”

ということ。

 

今回のビンダー選手で言えば、

”ピットインのロスタイムと、
慎重に走ることのタイム差”

ここに勝機を見い出したということ。

 

トップ集団がピットに入れば、
時間をロスし、一度、後方に落ちます。

そこから、
レインタイヤで追い上げてくるわけですが、
残りは4周。

 

このままコースに残り、
スピードを落とし、慎重に走り切れば、
追いつかれる前にゴールできる。

その計算があったはずです。

 

対して、無謀とは、

スピードを落としても走れないほどの雨量、

これでは転倒して終わりです。

 

この、

”リスクと無謀の線引き”

これは、
ビジネスでも本当に重要なことなんですよね。

 

たとえば、投資。

当たり前ですが、
投資しなければ、リターンは得られません。

 

ビジネスに投資は必須なんですが、
リスクを取れない人、

その逆で、

リスクを通り越して、無謀な人…、

 

このタイプの人が
世の中には意外と多いです。

 

そうならないようにするための方法は
たったひとつ。

 

それが、

”勉強すること”

学んで、考えて、失敗率を下げる。

当たり前のことですが、
とても重要なことなんですよね。

 

ということで、

”リスクと無謀の線引き”

あなたは出来ていますか?

 

さらに言えば、

”リスクを取っていますか?”

リスクなきところに、勝利なし。

ノーリスクで手に入るものなんて、
高が知れているのです。

 

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