50歳代の働き方。

”ビジネスとお笑い界は同じ!?”

 

”2025年には、
労働力人口の約6割が45歳以上になる”

そんな予測があります。

 

労働力人口というのは、
15歳以上で働く能力と意思がある人たちのことです。

実際に働いている人だけではなく、
働く意思がある人、
つまり求職者も含まれています。

 

いまの企業内は…、

バブル期の大量採用、

少子高齢化による新卒社員の減少などにより、

社内に占める中高年の割合は高いわけです。

 

中高年が多い…、

ということは、

出世できない中高年が多い…、

ということでもあります。

 

中高年が出世できないということは…、

当然ながら、
その下も出世できない…。

 

企業内の循環が
うまくいっていないのです。

 

これは…、

お笑いの世界と同じなんですよね。

 

誰とは言いませんが、
重鎮たちが未だにトップを走り続けているお笑いの世界では、
中堅・若手がテレビ番組を持てない、

なんていわれています。

 

「はやくどいてくださいよ~」

なんて、

冗談まじりにツッコんだりしている
中堅・若手を見ていると、

 

「これが本音なんだろうな…」

そう思います。

 

ということで、

ビジネスの世界では、

”お笑い界のようになってはいけない”

というわけではないと思いますが、

循環を良くするために、
ある制度を設けている企業も多くなってきたのです。

 

それが、

”役職定年制度”

です。

 

経団連の調査では、
約半数の企業が導入しているとのことで、
中小企業でも増えてきました。

 

”役職定年制度”

というのは、

文字通り、
ある一定年齢になったら、
役職を解かれる。

 

解かれるだけでなく、
給料も下がる。

 

つまり、

無理やりにでも、
企業内の循環を良くしなければならないという
危機感の表れでもあるんですよね。

 

多くの企業では、
50歳代になると、
役職を解かれるようです。

 

ということは…、

出世しても、

出世できなくても、

50歳になったら、
待遇的には、
それほど変わらないわけですよね。

 

でも、

まだ50歳代…、

昔の50歳代は、
サザエさんの波平さんでしたが、

いまの時代は、
福山雅治さんですからね。

まだまだ若いわけです。

(波平さん、すみません…)

 

だから、

待遇に不満がある人は、

転職したり、

あるいは、

起業したりする。

 

で、

私もいろいろな会社の方から
相談されるわけです。
中高年の中途採用についてを。

 

あるいは、

起業したい中高年の方からも
相談されるわけです。

 

そんな経験から…、

転職でも、

起業でも、

うまくいく中高年の方には、
特徴があるんですよね。

 

その特徴とは何か?

発表しましょう。

 

 

その特徴は…、

 

 

 

”お金に執着していない”

これです。

 

たとえば、
私が同席した中途採用の面接の現場では
こんなことがありました。

 

「給料が下がったので転職を希望しました。
給料はいくらですか?」

 

開口一番これだと…、
採用は考えちゃいますよね。

 

たとえ、
給料という要素が重要であっても、

”それを見せない”

ぐらいの演出力は必要です。

 

つまり、

「いくらもらえるのか?」ではなく、

「いくらを提示させるか?」です。

 

まともな会社であれば、
いい人材には、それに見合った報酬を払おうとするはずです。

 

「私には、○○と□□で御社に貢献できます」

これをきちんとプレゼンできるかどうか、
ここなんですよね。

 

でも、

お金に執着している人は、
これができない。

 

前置きがなく、
いきなり給料の話をするから、
先方の印象も良くなく、採用されない…。

 

転職ではなく、起業の場合も同じです。

売上を上げようと急ぐあまり、
前置きのない営業で同じ失敗をしているのです。

 

もちろん
人間ですから、
多かれ、少なかれ、お金に執着はあります。

私も、もちろんあります。

 

ですが、

お金に執着しないことが、
結果的にお金になるのです。

お金に執着すると、
お金は離れていくものなんです。

 

ということで、

私も含め、
これから50歳代に突入する人にとっては、
ますます厳しくなるでしょう。

 

そんな厳しい時代を生き残っていくためには、
現実を受け入れて、
50歳代をどう働くのか?

これを今のうちから
真剣に考えることが大切です。

 

ひとつ言えることは、
ただ仕事をしていればいいのが
50歳代の働き方ではないということです。

 

長年働いてきたことでの

技術・知識・経験、

そして、

”知恵”

 

これらを総動員して、

”会社にどう貢献できるのか?”

 

この答えを見つけた人だけが
生き残れる時代になるのではないか?

私はそう考えています。

 

 

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