いい仕事には、○○と○○が必要。

損害保険ジャパンは、
年功序列から脱却する
新たな人事制度をつくったとのこと。

 

たとえば、
役職までの在任年数の撤廃。

 

いままでは、
早くても
40歳前後だった課長への昇進を
10年ほど早め、

 

仕組み上は、
20歳代での昇進も
可能にしたようです。

 

これは…、

なかなか難しい問題ですよね。

 

いい仕事をするためには、

”安定と緊張”

この2つが必要だと
私は考えています。

 

ちょっと話は逸れますが…、

 

私の趣味は
モータースポーツ観戦なのですが、
ドライバーの契約を見ていると
そのことがよく分かるんですよね。

 

よくある契約交渉が、

 

ドライバー側は、

”複数年契約”

を望むも、

 

チーム側が、

”単年契約”

で譲らない。

 

こんな記事を
よく目にします。

 

ドライバーとしては、

やはり、

単年契約だと、

「何が何でも、今年結果を残さなければ…、来年無職だ…」

 

つまり、

”緊張しかない”

わけです。

 

でも、

複数年契約を確保できれば、
来年の契約のことを考えずに済む。

 

つまり、

”レースに集中できる”

わけです。

 

単年契約にはない、

”安定と緊張”

この2つが
複数年契約にはあるんですよね。

 

で、

話を戻します。

 

ドライバーの話を
ビジネスに応用すれば、

年功序列の安定と、
能力主義の緊張、

この2つのバランスが大切ということです。

 

しかし…、

年功序列の安定を
撤廃するということは、

 

若い世代にとっては、

”いい刺激”

しかありませんが、

 

これまで苦労してきた
40歳代からすると…、

 

「おいおい、ちょっと待ってくれよ!」

いままでガマンしてきたのは
何だったんだ…?

 

そういう気持ちが出てきても
不思議ではないですよね。

 

ただでさえ、
40歳代は、

”不況慣れした世代”

と言われ、

バブルも経験せずに、
いい思いをしてないわけですから…。

私も含めて…ね…(悲)

 

ということで、

何が言いたいかというと、

 

”改革には、リスクが伴う”

 

ということ。

 

損害保険ジャパンでも、
この人事制度改革で、
辞める社員が出てくるはずです。

 

もしかしたら、
優秀な人材が辞めるかもしれない…、

改革をするには、
そのリスクを背負う覚悟が必要なんですよね。

 

しかし…、

このことは…、

分かってはいても…、

難しい…。

 

改革は、
良くなるためにやっているので、

”いい面しか見ない”

 

誤解を恐れずに言えば、

”夢だけ見てしまう”

ということがあるんですよね。

 

でも、

物事には必ず両面があるんです。

 

だから、

私がコンサルに入っているお客さまで、
何かを改革するときには
必ず言います。

 

「これをやると、
辞める社員が出てくるかもしれませんよ」

 

それでも…、

その改革をやりますか?

 

改革には、リスクが付きもの。
覚悟が必要なんです。

 

 

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