ひとりで決められる、ということ。

「一緒にやっていた会社が、
急に降りると言い出しまして…」

 

あるお客さまから
こんな相談メールが届きました。

 

ジョイントベンチャーで新規事業を立ち上げ、
コツコツと進めていたのですが…、

その関係が、
ある日突然、
終わりを迎えたのです。

 

先方の言い分としては、

”先が見えない…”

なかなか儲からないことに、
嫌気がさしたようでした。

 

多かれ、少なかれ
ビジネスに時間は掛かるもので、
それが新規事業となれば、尚更です。

 

そのことは、
先方もよく分かっていたはずなのですが…、

どうやら、
待てなかったようです。

 

ということで、

 

改めて思うことは、

”共同経営は難しい”

ということ。

 

今回は、
別会社同士のジョイントベンチャーですが、
基本的には、共同経営と同じです。

 

つまり、

”自分ひとりで決められない”

この環境をつくった段階で、
ビジネスは難しくなるのです。

 

もちろん、
上場企業の場合は、話は別ですが、

中小企業であれば、

”自分ひとりで決められる”

この環境をつくることは、
とても重要なんですよね。

 

とはいえ…、

 

自社だけでは、
どうにもならないこともあります。

 

他社が持ってる技術が必要だったり、

他社が持ってる人脈が必要だったり、

他社が持ってる市場が必要だったり、

 

他社との協業が必要なときがあるのも、
これまた現実です。

 

では、どうすればいいのか?

 

そのときには、

契約書で法律面をカバーしたり、
第三者をファシリテーターに置いたり、

物理的な対策をするのはもちろんのこと、

 

一番大切なことは、

”考え方を共有すること”

どういう想いで、この事業をやるのか?
目指すべきゴールは、どこなのか?

この大元の部分を共有しておかないと、
ちょっとのズレで
その関係性は、すぐに崩れてしまいます。

 

ただ…、

それでも…、

崩れるときは、崩れます…(汗)

 

冒頭のお客さまの場合が、
まさにそうでした。

 

まぁ、

契約書をきちんと交わしているので、
損害はカバーされますが、
費やした時間は返ってきませんからね…。

 

ということで、

”自分ひとりで決められる環境をつくる”

これが、
中小企業には必須だと考えています。

 

 

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